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こんにちは、越乃リュウです。
先日も京都で必ず買う手土産をご紹介しましたが、今回も京都にご縁があり、行ってまいりました。
京都は言わずと知れた和菓子の激戦区。
老舗店、有名店もたくさんありますが、今回は最近出会った「隠れた名店」をご紹介します。
これを食べると京都を思い出す。笹屋守栄の「笹福餅」
老舗が多く軒を連ねる京都の中では、昭和12年開業という比較的新しい和菓子屋さん「京菓子司 笹屋守栄」。
こちらの代表銘菓が上の「笹福餅」です。
国産餅粉を使った「求肥」に国産小豆を使用したこし餡が練り込んであり、さらに甘納豆を混ぜ込んだ求肥生地に「お抹茶」「きな粉」「はったい粉」をまぶした3種類の風味が味わえる笹福餅。
餡も甘納豆も、全てお店の自家製なんだそう。
すごく斬新なお菓子を作られているとか特別感があるわけではなく、ベーシックな素材なんですが、材料から製法までひとつひとつのこだわりが噛み締める度に感じられるんです。
やわらかくてもっちりとした、そのやさしい口当たり、なんとも幸せな気持ちにさせてくれます。
私の中では、食べると京都を感じられるお気に入りのお菓子です。
日本画家や京友禅の作家など……様々な芸術家とのコラボレーション
そんな笹屋守栄には、その他にもおいしくて美しいお菓子がたくさんあります。
京友禅の作家の方がデザインしたという、期間限定販売の上生菓子「京染の美」
お店の近くにある桜の名所「平野神社」でご祈祷された桜の塩漬けと桜のリキュールで味付けした羊羹「平野の桜」。
金閣寺の焼印がついたモチモチ生地とつぶ餡の御菓子「鹿苑」。
そして、京ブランドとしても認定されている「和風マロンパイ 綾」。
さらに、パッケージも日本画家の方々による美しいものばかり。
文化勲章も受賞された京都の日本画家、堂本印象画伯や三輪晁勢画伯、ご子息の三輪晁久画伯が特別にお描きになったという原画に基づいて作られているそう。
美しい日本画が、より一層京都を思い起こさせてくれます。
味はもちろんですが、このビジュアルならば目上の方への手土産でも間違いないはず!
竜安寺、仁和寺、等持院、北野天満宮と近くにはたくさんの名所があります。
京都観光に行く際はぜひ、と言いたいところですが、もしご予定がなくても、Web上でお取り寄せができます。
是非一度お口に運んでくださいな。
京菓子司 笹屋守栄
〒603-8375 京都市北区衣笠天神森町38
TEL 075-463-0338
FAX 075-463-0339
※掲載情報は 2017/09/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
歌手・女優・元宝塚歌劇団月組組長
越乃リュウ
1993年 宝塚歌劇団入団
2008年 宝塚史上最年少で月組組長に就任
2013年 宝塚歌劇団退団
退団後は、150周年スイス日本友好記念行事公式開会式にて日本とスイスの国歌独唱
カンヌにてモナコ公国アルベール2世大公主主催パーティーでパフォーマンス
京都・上賀茂神社式年遷宮一周年奉納イベント「百花繚乱」をプロデュース
写真展「SPIELER」を東京、京都、新潟の三都市で開催
りゅーとぴあコンサートホールにてクリスマスソロコンサート
芸能生活25周年リサイタル「瀏覇」をGINZA SIX 観世能楽堂で上演
「第34回国民文化祭・にいがた2019」天皇皇后両陛下ご臨席の開会式で 世阿弥、上杉謙信、良寛を演じる
舞台「エリザベートTAKARAZUKA 25周年スペシャル・ガラ・コンサート」出演
日本テレビ「news every.」にナレーターとして出演中
婦人公論.jpでタカラヅカ「元組長の部屋」連載中
2016年より新潟市西区のPR大使に就任。
ソロコンサート、ディナーショーをはじめ、ナレーター、フォトグラファーなど、 表現者として新たな活動の場を広げている。