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ビールの美味しい季節になりました!!
日ごとに暑さが増してくるこの頃、喉を潤すにはやはりビールが一番という方も多いのではないでしょうか。そんな時期にお勧めする商品は、門司港が生んだ3種の地ビールです。
飲み会などで注文する際、「とりあえずビール」という言葉は誰もが知っているフレーズですが、折角お酒を飲むなら好きなテイストのものを選ぶことで、さらに食事が進み、場が盛り上がること間違いありません。同じ地ビールとはいえ、「ヴァイツェン」、「ペールエール」、「アンバーラガー」と3種の味が楽しめるのは門司港という九州の玄関口、各国との貿易の拠点という立地のため多くの方が足を運ぶ場所だからではないでしょうか。
飲み比べるもよし、好きなテイストにこだわるもよし、美味しいビールで暑い夏を楽しんでみてはいかがでしょうか。
門司港地ビールの特徴
門司港地ビール工房のビールは、加熱殺菌を行わず、ビールの風味を生かした造りになっています。3種それぞれが独特の風味を持っているため、各種ともに適した料理とのマッチングが楽しめます。
1.ヴァイツェン
ヴァイツェンは、南ドイツのバイエルン地方で発祥したビールで、フルーティな香りが特徴で人気がある味わいです。製造に段階での熟成期間により味が変わるため大量生産には向かないとされています。
この門司港ビール工房のヴァイツェンは2011年にジャパンアジアビアカップ(全国規模のビールの品評会)にて金賞を受賞しており、ホップの使用量を少なくし、苦味よりも甘味を重視して造られています。
飲み方としては、開栓前に瓶を逆さまにしてビール酵母を均一化させます。ソーセージやハムに合わせることをおすすめします。
2.ペールエール
イギリスの代表的なビールで、ビターエールもしくはビターと呼ばれています。ホップの苦味と上品なフローラルな風味や香りがきいているさわやかなビールです。
この門司港地ビール工房のペールエールは、世界5大ビール品評会の1つであるインターナショナル・ビアコンペティションにおいて、2012年にペールエール部門金賞を受賞しています。
麦芽のしっかりとしたコクが揚げ物や肉料理ともマッチする飲みごたえのある一品です。
3.門司港驛ビール
門司の駅舎の改修工事応援プロジェクトの一環として造られたビールのため門司港驛ビールと名付けられました。昭和の時代には、交通網の発達に伴い、門司には多くのビールが運搬されていましたが、当時は苦いビールと言われているそうです。
この門司港地ビール工房の門司港驛ビールは、麦芽の香ばしさとコクが特徴でまさにラガービールの王道といった味わいです。
これから向かえる夏本番に向けて、皆さんが自分に合ったビールを見つけることも、人生における楽しさのひとつになると幸いです。
※掲載情報は 2017/06/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
唎酒師、ソムリエ、ラジオパーソナリティ
岩室茂樹
1974年東京生まれ。北九州市立大学大学院卒、MBA(経営学修士)。
ホテル旅館の経営にも携わり、全国47都道府県を練り歩く。
唎酒師とソムリエの資格を持ち、ラジオパーソナリティとして地域の魅力は発信。
あらゆる縁に感謝をし、生かされていることへの感謝をどのようにして伝えていくかを考える。