山口県‘萩’の夏みかんを老舗の味にした「老松」の『夏柑糖』

山口県‘萩’の夏みかんを老舗の味にした「老松」の『夏柑糖』

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夏を感じる優しい口当たり

今回ご紹介する商品は、山口県の夏みかんをお菓子に変えた京都老舗菓子屋「老松」の『夏柑糖』です。

夏みかんといえば、山口県の萩市の特産品として有名ですが、萩市といえば、吉田松陰の私塾「松下村塾」を代表するように、志ある人材を育てる場所でもありました。そんな城下町には、いたるところに夏みかんがあり、今なお、時代の名残ともいえる萩の情緒として夏みかんが大切にされています。

 

その萩から届く夏みかんを『夏柑糖』に仕上げていく上で、「老松」が大切にしていることは、「日本古来の原材料について考える菓子」ということです。美味しい菓子はたくさんありますが、地域性や伝統、風土を活かした菓子こそが、「老松」の拘りではないでしょうか。

 

「老松」の『夏柑糖』は、夏みかんと寒天を合わせて作られています。ヘタの部分を蓋にするため、傷つけないよう皮を切り取り、実をくり抜いて果汁を絞り出します。その果汁と寒天を合わせたものを再度、小袋をくり抜いた夏みかんに流し込み固めます。

山口県‘萩’の夏みかんを老舗の味にした「老松」の『夏柑糖』

とても手間がかかる作り方でもあるのですが、毎年採れたての、採れるだけの夏みかんを使って作られる菓子のため、4月から作り始めて夏には売り切れるほどの貴重な菓子になっています。

 

見た目はゼリーのような感じですが、みかん味の寒天というこの『夏柑糖』は、甘さと酸味が絶妙なバランスに仕上がっています。口の中では、なめらかな舌触りで年齢問わず美味しくいただけます。

手土産も贈り物としても重宝するのは、間違いありません。インターネットの注文でも、自宅用・手土産用・贈り物用なども選べます。

山口県‘萩’の夏みかんを老舗の味にした「老松」の『夏柑糖』

山口県の夏みかんが、京都の老舗菓子屋の手によって美味しい寒天菓子に生まれ変わったこのご縁は、萩で育んだ志が京都で広まったという人と人の繋がりの大切さを教えてくれる一品であるのではないでしょうか。

※掲載情報は 2019/05/24 時点のものとなります。

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キュレーター情報

岩室茂樹

僧侶、ソムリエ、唎酒師、MBA

岩室茂樹

1974年東京生まれ。北九州市立大学大学院卒。
ホテル旅館の経営にも携わり、全国47都道府県を練り歩いた。その後、京都にて2年間の修行を行い僧侶になる。
唎酒師とソムリエの資格を持ち、僧侶として生活を送りつつ、経営学を学び、地域における寺の在り方を模索中。
あらゆる縁に感謝をし、生かされていることへの感謝をどのようにして伝えていくかを考える。

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