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今が旬の山羊乳チーズで、パワーチャージ!
東京は若葉が生い茂る季節となりましたが、現在も桜前線は北上を続け、北日本に到達しようとしています。
日本列島が桜色に染まるこの季節にぴったりの、山羊のミルクでできたチーズを紹介いたします。
その名も「さくらもち・シェーブル」!
さくらもちと言っても、和菓子ではありません。
桜の花びらと桜の葉で飾られた、ぷっくりと可愛いお饅頭みたいな山羊乳製のチーズです。
山羊乳製のチーズは、山羊が出産と子育ての時期を迎える春から夏にかけてが、一番美味しいと言われています。
広島県三次市三良坂町にある三良坂フロマージュも例外ではなく、山羊の出産とともに、次々と美味しい山羊乳チーズが出荷されています。
三良坂フロマージュの松原さんと言えば、日本チーズ界の風雲児!
見た目にも美しい季節限定チーズをたくさん生み出しています。
例えば……、
夏にはラベンダーをあしらった「カレ・ド・ラヴァンド・シェーブル」
秋には「じゅくし柿」
また、ハリネズミの形が可愛い「イーゲルくん」などなど。
そしてそのセンスの良さだけではなく、品質はもちろんお墨付き。
フランスで開催された国際チーズ見本市「モンデュアル・デュ・フロマージュ」の国際チーズコンクールで金賞を受賞したほか、国内外のチーズコンテストで、数々の受賞を果たしています。
三良坂フロマージュでは、山地酪農(やまちらくのう)という、なだらかな山を利用した放牧酪農を採用していて、この地では山羊も牛も自由に野山を駆け回っています。
足腰が丈夫で健康に育った家畜から美味しいミルクが生み出され、そのミルクから美味しいチーズが作り出されているのですね。
そんな元気な山羊や牛のミルクから作られているチーズは、パワーフードと言っても良いくらいに、食べると不思議に元気がみなぎって来ます。
フランスには、「チーズはシェーブルに始まりシェーブルに終わる」という言葉があります。
山羊のミルクは、数ある家畜の中でも、人間の母乳と成分が近いと言われていて、フランスでは子供からお年寄りまで、チーズの中でも消化に優しいといわれるシェーブル(山羊乳)チーズが好まれているのですね。
古来より旬の食べ物は、新鮮で栄養価が高く、その時期に起こりやすい体調不良をカバーすることが期待できると言われています。
ippin読者の皆さんも、見た目にも可愛い旬の「さくらもち・シェーブル」で、パワーチャージしてください!
※掲載情報は 2017/04/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ワイン・チーズ講師
佐藤玲子
元 国際線客室乗務員。京都産業大学 外国語学部 非常勤講師、ワインスクール レコール・デュ・ヴァン主任講師を経て、レザンドール ワインサロン主宰。レザンドール代表として、企業向けセミナーや講演会の講師を務める他、各種イベントを主催して、ワインとチーズの魅力を伝える活動をしてします。
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
日本ソムリエ協会認定 ワイン検定 ブロンズクラス・シルバークラス認定講師
日本ソムリエ協会認定 Sake ディプロマ
WSET(R) インターナショナル・ハイヤー・サティフィケート
チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル
チーズプロフェッショナル協会認定 C.P.A.チーズ検定認定講師
フランスチーズ鑑評騎士の会 シュヴァリエ(騎士)叙任
世界遺産検定1級
2018年 ジャパン・チーズ・アワード審査員
2015年 2018年 コンテ チーズ ベストプロモーター
2017年 パルミジャーノ・レッジャーノ ベストプロモーター
2015年 2016年 サクラワインアワード審査員