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お菓子の楽しみ方は先人に学びます!
以前、香料を作っている業者さんとお話したことがあります。
「今は、どんな香りだって味だって再現できますよ!技術の進歩ですよね!」
全くそのとおりです。
菓子、食品だけに限らず生活全般のいたるところでそういった技術がいかされています。
「あの味を食べてみたい!」
という思いがすぐに技術で表現できるすごい時代になりました。例えば博多のイチゴあまおうのチョコレート、宮崎のマンゴーの焼き菓子、ベルギーのチョコレートのクッキーなどなど。お土産の市場で人気があるのもそういったお菓子などではないでしょうか?
でも今まさにそういった技術力の時代と逆行して見直されているお菓子達があるんです。それが今回のその名もズバリ「日本のお菓子」です。インバウンド需要で日本のお菓子は世界的ブランドになりましたが、全ての始まりは何十年も愚直に作り続けてきたこれらのお菓子なんです。
アーモンドが香ばしいマコロン、神様がお菓子になった縁起の良い人形焼、食感を作り出すのに苦労するかりんとう、職人が優しく潰さないように握る五家棒、誰もが懐かしいの代名詞にするたまごパン、東京土産長年のエース雷おこし、見ていてうっとりする綺麗なおはじきのような飴玉、などなど。
お土産として外人さんを中心に人気のある商品ですが、作れない味などない技術がなかった時代から続くお菓子の楽しみ方に注目が集まっています。美味しいことがお菓子の大前提と捉える人は多くいます。もちろんそうですが、このお菓子達は、素朴さが安心感を与え黄昏るような気持ちにしてくれるお菓子です。商品を片手におじいちゃんおばあちゃんが、お子さんやお孫さんに、昔はこれが最高のご馳走だったんだよ。と笑顔でお話しています!なんだか心にジーンとくる美味しさです。
住所:東京都墨田区太平2-18-1
※掲載情報は 2017/04/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
二木の菓子 専務取締役 商品開発部長
二木英一
「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得