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ゴクリ、でまるでイタリアンのフルコース
ピンク色のビール(※)をひと口。原料に、国内初の北海道産シシリアンルージュトマトを使用。ホップはもちろん、その他にコリアンダー、バジルを加えています。はじめにホップやハーブのスパイシーさに驚き、そこからトマトの甘みと旨みが喉の奥へとじんわりと広がり、そして、バジルのふわりとした香りの余韻と共に軽やかなフィニッシュを迎えます。それは、太陽の恵みいっぱいのみずみずしい完熟トマトをたっぷり使ったパスタなど、イタリアンのフルコースを味わったような満足感がこの1本で味わえます。
この『シシリアンルージュトマトの発泡酒』は、北海道の銘菓の老舗「わかさいも本舗」が醸造しています。クラフトビール好きの中でもファンの多いこのブルワリーは、『鬼伝説 赤鬼レッドエール』や『鬼伝説 金鬼ペールエール』、洞爺湖サミットを記念して造った『スイートストロベリー』など、受賞歴多数で、個性やバリエーション豊かなビール造りをしています。
トマトはイタリアの天才ブリーダー、マウロが開発
シシリアンルージュは、ラグビーボールのような形をした料理用として人気のトマトです。中でも、イタリアのブリーダー、マウロ氏が開発した「マウロの地中海トマト」は、ピンク系大玉トマトに比べ、機能性成分であるリコピンが約8倍、旨み成分のグルタミン酸が約3倍も多く含まれていて(女子栄養大学調べ)、そのおいしさで有名シェフなどがこぞって使う品種。そんなトマトをたっぷり使った『シシリアンルージュトマトの発泡酒』は、クラフトビールマニアの間でも「これはとにかく大好き」と絶賛する人続出の人気です。
「シシリアンルージュが酵母やバジルなどの副原料との相性が良いと思い、トマトスープやピザをイメージして作りました」とヘッドブルワーの柴田泰彦さん。オリーブオイルをたっぷりのトマトのカルパッチョや、グレープフルーツのサラダ、様々な肉料理などと一緒に、ぜひおためしあれ。
※日本では法令上発泡酒に分類されます。
※掲載情報は 2017/04/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。