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最高級の丹波黒豆を使い「しろ」と「くろ」に仕立てたお菓子
友人の家に招かれた時に出していただいた黒豆の入ったアイス。
バニラアイスの中に荒めにつぶした丹波の黒豆が入っていて、黒豆の香ばしさと舌に感じる塩気で後味がなんとも言えないさっぱりとしたアイスでした。
アイスクリームなのに甘ったるくなく、食感の残る黒豆の歯ごたえや、絶妙な“塩加減”がまさにお茶にぴったり。黒豆を使っているので素朴な味わいかと思いましたが、そのバランス感覚がとても洗練されていて、印象に残る美味しいアイスでした。
「しろいくろ」というお店の名前も気になっていて調べてみたところ、麻布十番にお店があったので訪ねてみました。静かな佇まいの店内に入ってみると、内装も「しろ」と「くろ」に統一された空間が広がり、商品も最高級の丹波黒豆を使用した黒豆塩大福など「しろ」と「くろ」のお菓子が並びます。黒豆茶なども販売されていて、店内でお茶とお菓子を楽しむこともできます。今回は塩黒豆ロールケーキの「しろ」と「くろ」を購入しました。
しろいケーキにはたっぷりの塩黒豆の生クリーム。中に入った黒豆もやわらかく炊けていて味わい深く、食感のアクセントになっています。ほのかに効いたレモンの風味がクリームを爽やかにしてくれます。
くろいケーキには軽めのチーズクリーム。こちらは酸味の効いた真っ赤なスグリが入っていて、見た目も可愛らしい感じ。真っ黒なスポンジにはココアの他に竹炭も入っているそうです。
どちらのロールケーキも甘さがしつこくないのが私好み。クリームがたっぷりと入っていても、最後まで飽きずに食べられるロールケーキです。
しろとくろの2つのケーキを並べてお客様にお出ししたら、喜ばれること間違いなしです。その時は折角ですから、黒豆にこだわりお茶も黒豆茶と一緒に出されてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2017/04/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
積水化学工業株式会社 秘書
森川昌巳
派遣社員として数年勤務した後、積水化学工業に正社員として入社。2011年からプレジデント秘書を担当、現在に至る。ネットや雑誌などから得る情報のほかに、デパートのお菓子売り場をまめにチェックしたり、社内外の秘書さんとも情報交換をしつつ、新しいお店や珍しいものを探しています。梶井宮御流でいけばなを10年習っていて、伝統的な世界に身をおく先生からは、作法や贈り物の選び方など仕事に役立つこともたくさん教えていただけます。
私の所属している環境・ライフラインカンパニーでは、水道・下水・ガスなどのライフラインに使われるパイプや住宅建材などを扱っています。普段目にすることはないかもしれませんが、私たちの日々の生活に無くてはならない製品・技術で、縁の下の力持ちとして社会に貢献しています。