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2017年注目のNEW スーパーフード
アジア最大級の食品・飲料専門展示会FOODEX JAPAN2017の会場でみつけた、新しいスーパーフードをご紹介します。
オーストラリア人のクレイグ氏が、オーストラリアのスーパーフードを日本に輸入されているそうで、新しいスーパーフードの試食もさせていただきました。
近年、美と健康志向の女性たちに大人気のスーパーフード。ご存知の方も多いとは思いますが、スーパーフードとは12種類以上の栄養成分、必須栄養素を含む植物由来の食品で栄養バランスが優れているものを指します。
一般的な食品よりも、特定の栄養価や健康成分の含有量がより高いのも特徴です。私たちの身体をつくる欠かせない栄養素を、少量でより多く摂れるのが魅力ですよね。
ご紹介する新しいスーパーフードは、オーストラリアに生息する植物からつくられています。
ブッシュフード(Bush Food)とも呼ばれるそうで、もともとオーストラリア先住民族アボリジニの伝統食の食材のこと。現在、その伝統食材としての価値と高い栄養価が見直され、世界中から健康食材として注目されています。
地球上でもっとも高い天然ビタミンCを含有するカカドゥプラム
カカドゥプラムは黄緑色の果実で、何万年も前から北部オーストラリアの先住民アボリジナの人たちにとって、重要なブッシュフードで生薬としても利用されていたそう。
カカドゥプラムは、リンゴや梨のパイのような甘酸っぱい匂いと、シトラスとフローラルムスクのスッキリとした香り。カカドゥプラムは、世界最高値の天然ビタミンC含有5300mg/100gで、なんとオレンジの100倍以上(！)だそう。
フルーティな酸味の高い抗酸化力デビッドソンプラム
高い栄養価が認められオーストラリアでは、生そのままの果実が市場でも人気になっているそう。果実は、果皮は濃いブルーですが中身は真っ赤に近いピンク色。
少し土の香りがして、ハイビスカスやルバーブジャムのような甘さとムスクの香り。渋みと苦味のある酸味がありますがフルーティなので、スイーツにもよくあいます。
果実の色が鮮明なので、天然の食物色素としても使えますね。
高い抗酸化力を持ち、アントシアニンも豊富でブルーベリーを超える栄養価とパワーだそうです。
甘くスパイシーな香りの高い抗酸化力ライベリー
ひとさじで豊富な栄養と 味わいと香りをプラスするスーパーフード
ライベリーの実は12月〜2月頃に熟する、梨のような形をした赤色のベリー。
抗酸化力とミネラルを豊富に含むライベリーは、少し酸味はありますが控えめなので、どんな料理にも使えます。クローブと同じ種類(フトモモ科)の植物の、独特の風味でムスクやブッシュハニーのようなスパイシーで甘い香り。
天然の果実からつくられたものとは思えないほどの可愛らしいピンク色。
ひとさじで豊富な栄養と 味わいと香りをプラスするスーパーフード
フリーズドライパウダーなので、栄養価もそのまま残っているだけでなく香りや味わいも良いオーストラリア産のスーパーフードたち。
毎朝のスムージーやヨーグルトに混ぜてみたり、風味を生かしてソースやチャツネにもいいですね。肉料理にもよく合いますし、もちろんスイーツ作りにも。さっと混ぜるだけと手軽に使えるのも魅力なので、食卓に欠かせないですね。
美意識の高い方にプレゼントしても喜ばれると思います。
※掲載情報は 2017/03/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/フードアナリスト/ライター
三神さやか
料理研究家/フードアナリスト/フードコーディネーター/食育インストラクター/ライター
料理家アシスタント、和フレンチ料理店勤務を経て、料理学校にてフードコーディネーターを学ぶ。
経験を積みフリーランスとなる。
その後も、星付き懐石料理人･フレンチシェフに学び、スキルアップを続ける。
企業のレシピ考案、商品開発、審査員、食育活動をはじめ、飲食店のメニュー考案・レシピ監修など。
本・雑誌・webコラム執筆、食のライター。
テレビやラジオなど、多岐にわたり食の分野で活動の場を広げている。
WFP国連世界食糧計画チャリティーパーティーのスタッフを務めるなど『食』を通じて人が笑顔になる活動をしている。
心にも身体にも優しく、内側から健康で美しくなれるレシピ考案や食育レシピを提案中。
elle a tableオンラインレシピ掲載中
http://m.elle.co.jp/atable/cooking/list-c-author-Mikami_Sayaka
webマガジン ANGIE 毎月掲載中
http://angie-life.jp/author/saya103/
