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梅月堂
ラムドラ12個箱入
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高貴な紫、箔押しのロゴマーク「ラムドラ」を記した美装を凝らしたパッケージ。これが「どら焼き」とは思うまい。封を開ければフワッと漂う妖しく甘い香り。あぁ、これはラム酒ではないか!
「ラムドラ」は鹿児島の湯之元温泉で1世紀近く菓子舗を営む老舗「梅月堂」の四代目が考案した、「ラムレーズン」と「あんこ」を一つにした「どら焼き」だ。既知の銘菓「レーズンウィッチ」を彷彿させ、従来のどら焼きとは違う、新たな美味しさの魅力に溢れている。
直径6センチ、こんがり焼き色が香ばしい「皮」は、薄く指先が潤うほどにしっとりと、そして柔らかい。ハチミツと僅かに地酒を混ぜ込み、職人の手焼きにより絶妙の焼き加減でできあがる。甘さがほどよい「あんこ」は北海道産大納言小豆、ハチミツとバターで独特のコクを見せる。そして「あんこ」の上に散りばめた芳醇なまでの「ラムレーズン」。ダークラムの銘酒「マイヤーズ」に5日ほど浸け込んだ自家製という。この三位一体の完成度は素晴らしい。ラムレーズンとあんこがこれほどまでに合うとは驚きだ。しっとり柔らかい皮、みずみずしく粒感のある「あんこ」、そしてネチリとしたラムレーズン。これらの食感の妙もさることながら、「あんこ」にバターを加えるという仕業に、ラムレーズンが生き、美味しさに余韻をもたらす。
そして、このどら焼きの余韻はさらに続く。日持ちは10日ほどだが、日を追うごとに「ラムレーズン」と「あんこ」が「皮」に馴染み、しっとり感と密度を増し、より濃厚で照りのあるテイストに移ろう。美味しさを育むようなこの妖しい感じ、大人にしかわかるまい(笑)。
※掲載情報は 2017/02/23 時点のものとなります。
グルメプロデューサー、グルメブロガー
スイーツ番長
強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。