ニューヨーカーに大うけ!ブルックリンで見つけた古きよき時代のピザ

ニューヨーカーに大うけ!ブルックリンで見つけた古きよき時代のピザ

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イタリア伝統の味がニューヨークにあった!

先日、料理の勉強のためにニューヨークに行ってきました。日本から14時間程度のフライトはかなりきつかったですが、色々な料理を食べてかなり刺激をもらえた旅となりました。

 

中でも印象的だったのが、ニューヨークに住むイタリア人が作るピザ。余談ですが、1800年代の後半から、多くのイタリア人が移住しました。現在、多くの2世や3世のイタリア人がニューヨークに住んでいます。彼らの多くは、イタリア語を話しますが、今のイタリアでは使われていない言い回し、つまり昔のイタリア語を話します。ニューヨークに住むイタリア人の中には、イタリアに行った事がない人もいます。彼らの両親や祖父母にあたる1世から聞いたイタリア語を今でも使っているのです。

ニューヨーカーに大うけ!ブルックリンで見つけた古きよき時代のピザ

これは、ニューヨークで食べたイタリアンでも同じ事が言えます。イタリアンオーナーのピザやパスタなどを食べましたが、どこか懐かしい、昔どこかで食べた事があるような味のものがほとんどでした。そんな旅の途中、マンハッタンブリッジとブルックリンブリッジの間にある地区「DUMBO(ダンボ)」で、行列のあるおいしそうなイタリアンを発見しました。「Julian’s(ジュリアンズ)」というお店で、イタリアの食材にこだわっています。

ニューヨーカーに大うけ!ブルックリンで見つけた古きよき時代のピザ

早速イタリア伝統料理の肉団子「ポルペッテ」から頂いてみると、やっぱりおばあちゃんが作ってくれた味になんとなく似ています。このお店では、この味を代々守ってきたそうです。マルゲリータも注文しましたが、これも絶品!東京でもなかなか食べられないレベルの高さです。

 

もうひとつのおすすめはピザ・スペシャルズNo.1。ホームメードのモッツァレラチーズを使用して、トリュフやイタリアンベーコンを使用したオリジナルピザは素材とモチモチ感がたまりません!テイクアウトもできるので、ブルックリンブリッジを眺めながら食べてもいいですね。ニューヨークの旅で、昔のイタリアの味を味わえるとは夢にも思っていませんでした。イタリア伝統の味を、世代を超えて全く違う国でも受け入れられる事が知れて嬉しい気分になれた旅でした。

 

Ciao!

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※掲載情報は 2016/12/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

ベリッシモ・フランチェスコ

料理研究家・タレント

ベリッシモ・フランチェスコ

ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。

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