斬新なジャム!シードルで造られたブルターニュ産コンフィチュール

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斬新なジャム:シードルで造られたコンフィチュール

「Cidre(シードル)」。近年国内でも生産が伸びて注目されています。以前ippinで紹介しました長野のワイナリーが手がけるPomme d‘Or(https://ippin.gnavi.co.jp/article-3793/)をはじめ、本格辛口シードルがたくさんあります。

斬新なジャム!シードルで造られたブルターニュ産コンフィチュール

Cidreはフランス語ですが、英語で言えばCider(サイダー)。発砲性のものが多いのも納得しますね。シードルのふるさとは、リンゴの名産地フランス北西部ブルターニュ地方やノルマンディー地方。

 

ワインの生産に向かないこの地で、人々は独自のリンゴ文化を築いてきました。今では工場製のシードルもありますが、やはり伝統的な製法を守る農家製(自家栽培のリンゴのみからシードル作りを行う)から作られるものは、確かな美味しさがあります。

 

そんな生産者(Cidrerieシードルリー)のひとつHuby(ユビー)。ブルターニュ地方には、数件しかないフェルミエ(農家製)のシードルリー。りんごの木が育つ土壌から自然に発生する菌の力を利用し、りんごの木が極力自分で病気を克服できるよう、りんご栽培をしているそうです。

 

その丹精込めたシードルから作られたジャム(フランス語ではコンフィチュール)がこちら。

斬新なジャム!シードルで造られたブルターニュ産コンフィチュール

ジャムというより蜂蜜のようなトロトロ感が、パンやヨーグルトのみならず、お料理のお供に活躍しそうです。そのままのお味は、りんごの爽やかな酸味とシードルの濃厚なうまみがたっぷりで、ジャムとも蜂蜜とも違う新しい味わいです。甘味も穏やかですので、チーズと一緒に召し上がるのも良いですね。

 

早速、ブルターニュ地方の名物ガレット(そば粉のクレープ)の中に、フランスチーズComteコンテと一緒に合わせてみました。チーズの塩気と爽やかな酸味と甘味が、とてもあっていて美味しくいただきました。

斬新なジャム!シードルで造られたブルターニュ産コンフィチュール

こちらのコンフィチュールは、香料・保存料は一切加えず、Huby自慢のシードルを50%使って作られています。もちろん加熱しておりアルコールはなくなっていますので、お子様も安心して召し上がれます。

 

朝食シーンはもちろん、お肉料理の隠し味にも利用できそうです。

 

Bon appetit !!

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カルネ・グルモン

※掲載情報は 2016/10/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

山田好美

チーズ&ワインナビゲーター

山田好美

フランスチーズ鑑評騎士/チーズプロフェッショナル。シニアワインエキスパート/上級ドイツワインケナー。フランス愛好家。英仏語講師として活動する中で現地のワイナリー、チーズ生産者を訪れるようになりより確実な知識をと資格取得。現在恵比寿のレコール・デュ・ヴァンにてチーズ講師として初心者から資格を目指している方のお手伝いをしています。またチーズプロフェッショナル協会 チーズ検定講師 ソムリエ協会 ワイン検定講師として 検定を通して幅広い年代の方々へ チーズ&ワインのある豊かな食生活を広めております。近年は国内の生産者にも目を向け ヨーロッパに負けないチーズ&ワインを応援しています。

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