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長野東御のワイナリー リュードヴァンの本格的なシードル
長野県東御市にて、2006年より雑木林を自ら耕し、苗を植え、最初は１ヘクタールから少しずつ確実に裁判面積を増やし、現在5.3ヘクタールの葡萄畑にて土地の特徴を最大限生かした丁寧なワイン造りを行っているワイナリー Rue deVin（リュードヴァン）。
代表の小山さんから先日熱い思いをいろいろと伺ってきました。
こちらでは現在、ソーヴィニョンブランとシャルドネの白ワイン、メルローとピノ・ノワールとカベルネソービニョン等から赤ワイン、そしてシャンパーニュ製法（瓶内2次発酵）を取り入れたスパークリングワインといったアイテムをリリースしています。
13年産の酸ののびやかなすっきりとした白ワインやまろやかな酸とタンニンのハーモニーが鮮やかな赤ワインももちろん堪能しましたが、私にとっては探しものを見つけた！かのような奇跡の出会いがありました。
それがこちらのシードル Pomme d‘OR（ポム・ドール）。
実は、白カビチーズにあう飲物がシードルなのです。元祖Camenbert（カマンベール）の故郷は、フランスNormandie（ノルマンディー）地方。ワインよりリンゴのお酒シードルやカルヴァドスが名産。ところが日本国内では、なかなか美味しい辛口のシードルには出会えてなくてちょっと残念に思っていました。
もともとこちらの東御市はリンゴの名産地でもあり、小山さんが苦労されて耕作している土地も、もともとは林檎畑だったところ。そこで小山さんは、本格的なシードル造りを手掛けられたそうです。
このシードルは、シャンパン製法（瓶内2次発酵）で丁寧に造られています。グラスに注ぐとその泡のきめの細かさと力強さが継続し、またりんごのさわやかな酸味とほのかなフルーティさが絶妙なハーモニーを醸しだしています。
白カビチーズに是非合わせて召し上がってください。
※掲載情報は 2015/09/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
チーズ＆ワインナビゲーター
山田好美
フランスチーズ鑑評騎士／チーズプロフェッショナル。シニアワインエキスパート／上級ドイツワインケナー。フランス愛好家。英仏語講師として活動する中で現地のワイナリー、チーズ生産者を訪れるようになりより確実な知識をと資格取得。現在恵比寿のレコール・デュ・ヴァンにてチーズ講師として初心者から資格を目指している方のお手伝いをしています。またチーズプロフェッショナル協会 チーズ検定講師 ソムリエ協会 ワイン検定講師として 検定を通して幅広い年代の方々へ チーズ＆ワインのある豊かな食生活を広めております。近年は国内の生産者にも目を向け ヨーロッパに負けないチーズ＆ワインを応援しています。
