三年じっくり熟成させた「三年番茶」で冬支度

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風邪っぽいなという日にもおすすめ

三年じっくり熟成させた「三年番茶」で冬支度

日に日に身体に感じる風も冷たくなり、いよいよ冬本番ですね。冷えから免疫力も下がってしまい、体調を壊しやすくなるという人も多いのではないでしょうか。そんな時に私が救いを求めるお茶を、今回はご紹介いたします。それがこの「三年番茶」。京都は宇治の有機栽培で作られたお茶です。

 

このお茶は若葉の下にある茶葉と茎を程よく熟成させた後にじっくり焙じているそうで、渋みが全くなく、さっぱりすっきりとしています。それでいて、なんだかじんわりと身体の中から温まっていく感覚。カフェインやカテキンなどの成分をほとんど含まないので、お子様や年配の方でも毎日気軽に飲めるのです。水出しでもおいしくはいりますが、私のお気に入りは熱々のお湯でさっと淹れる「さっと出し」。また、お菓子と一緒に頂く時には熱々のお湯を一度茶器にうつして少しだけ時間を置き、冷ましてから2分ほどじっくり浸出させて作る「じっくり出し」。淹れ方を変えるだけで味わいが全く変わるというのも、とても楽しい点です。本格的に風邪っぽい時やおなかの調子が良くないなという時やとても疲れたな~という日には、梅干しとショウガと醤油を三年番茶に加えていただきます。

 

これは日本に古くから伝わるおばあちゃんの知恵袋みたいな飲み方で、身体にやさしく、じっくりと冷えた身体をあたためてくれます。これからの季節にちょっと風邪っぽいなあ~と思ったら、三年番茶の力を借りてみてはいかがでしょうか?(もちろん病院にも行ってね!)

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※掲載情報は 2016/11/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

茂木雅世

日本茶アーティスト・煎茶道東阿部流師範

茂木雅世

急須で淹れるお茶とその「まわり」を、ちょっとおもしろくする人。煎茶の出番すらなかった場所にも積極的に急須とともに参上し、全国様々な場所でJAPANESE TEA PARTYを開催。多くのクリエイターとコラボをしながら普段急須を使ってお茶を淹れない若い人にも「やっぱり急須のお茶っていいね」と思ってもらえるきっかけとなるような風景や場所、物を多く生み出しています。

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