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軽井沢ホテルブレストンコートこだわりの焼き菓子
秋の恵みたっぷりな小菓子詰め合わせを、軽井沢ホテルブレストンコートで見つけました。それは厚東宣洋シェフ自らが産地をめぐり、出会った素材をスイーツで紡いだ物語「エディブル・ストーリー」の一つ。季節によって焼き菓子の内容が変わるのも魅力的。
今回は、ほうじ茶のフィナンシェ、栗のマドレーヌ、そば風味のキャラメル、ドライフルーツのマカロンダミアン、山椒風味のケークショコラ、山葡萄のパート・ド・フリュイのミニャルディーズを展開。信州の素材と、フランス伝統菓子のエスプリを融合させたお菓子作りは厚東シェフのテーマでもあります。この商品は、11月8日まで新宿伊勢丹のマ・パティスリーでも販売しているそう。軽井沢と東京がスイーツで結ばれるうれしい情報です。こちらの焼き菓子とは別に、ホテルのラウンジでは、信州の四季を感じるデザートをコース仕立てでいただくこともできます。こんなふうに、軽井沢の美味しい秋は、一口のスイーツから始まります。
※掲載情報は 2016/10/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フランス菓子・料理研究家
大森由紀子
学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。