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お酒と高級食材専門店「CEREST」
【送料無料】アラン・ミリアの選べるジュース/ネクター330ml ギフト…
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私がこのジュースを初めて知ったのは、数年前のパリのサロン・ドゥ・ショコラの会場でした。
ショコラティエのジャン・ポール・エヴァン氏が、このジュースを手がけるアラン・ミリア氏と対談をしていたのです。
ともに素材の産地にこだわる、そんな共通性から、エヴァンはアラン・ミリアのジュースやネクターを高く評価。その後、私も試してみたのですが、いわゆるオレンジならオレンジ、りんごならりんごの総合的な味のイメージというものからかけ離れ、柑橘でもその種類をマンダリンに、りんごならコックス種に限定した個性ある味を表現しています。ぶどうジュースもあり、シャルドネ種、ソービニョンブラン種、カベルネ種、メルロー種とワイン用のぶどうをそのままジュースにしたものは、その品種の味がストレートに味わえて驚きでした。
ジュースといえど、もとは農産物。ワインのようにその味は毎年変わることを前提に、年ごとの個性と魅力を瓶に詰め、今では、フランスの高級ホテルの半分、1000以上のレストランにおろすほどの人気。生産者に寄り添いながら、厳選したフルーツ選びが最高のジュースを生み出しているのです。
※掲載情報は 2018/07/23 時点のものとなります。
フランス菓子・料理研究家
大森由紀子
学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。