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味と見た目で2度楽しめる雅なお汁粉
秋に向け肌寒くなってくると、自然と温かいものに手が伸びますよね。今回ご紹介するのはそんな温かさが欲しくなる和菓子「お汁粉」です。
京都には老舗和菓子屋さんがたくさんありお汁粉も多種多様なものがありますが、私のおすすめは平安神宮の近く岡崎エリアにある「京華堂利保」さんです。
こちらのお店では見た目からも、他とは一線を画す逸品お汁粉を製造されています。
まず特徴は何と言ってもその形!
箱を開けると筍と松茸が現れます!和菓子をもらったつもりの人はここで頭に「?」が浮かぶことでしょう。もちろんこれは筍でも松茸でもなく、正真正銘のお汁粉です。
食べ方はいたって簡単。
御椀に入れてお湯を注ぐだけ!
このように書くとまるでレトルト食品のようですが、そこは京都で100年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋さんです。甘さを控えて上品に仕上げた餡に餅子の皮が溶けて、よい食感のアクセントになります!
寒い季節、手土産に持っていけばサプライズになること間違いなしの逸品です!
※掲載情報は 2016/10/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ベジタブルフルーツアドバイザー
小坂洋平
1979年 京都市生まれ。立命館大学卒業。神戸の青果貿易会社にて勤務後、京都青果中央卸売市場にて取締役職を務め市場運営に携わる。
そのような経験から青果物、特に果物の現状に強い興味を持ち「食育」という観点から講演などを行い「産地」と「消費地」を結ぶ懸け橋となる活動に取り組む。
現在は京都の老舗フルーツパーラークリケットにて「楽しむ食」をいかに生活に取り入れ、人生の最後まで「食」を楽しむライフスタイルを提案。
日本野菜ソムリエ協会所属。