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関西人の私にとって外せない夏の風物詩とも言うべき「わらび餅」。ぷるんぷるんの食感と優しい甘みがたまらなく好きで、いくらでも食べられてしまうほどの大好物。それだけに、上品にいただくと言うよりは、寧ろ贅沢にたっぷりといただきたいというのが本音。そして、何よりこだわりたいのが、あの食感。適度な弾力と口どけの良さ。今回は、食いしん坊の私の欲求を存分に満たしてくれる、これぞわらび餅!という逸品をご紹介したいと思います。
素材にこだわり繊細な甘味を提供し続ける老舗甘味処のわらび餅
京都には、わらび餅の名店が数多く存在することをご存知の方も多いと思いますが、東京であの美味しさに出会うチャンスはなかなかないもの。しかし、どうしても美味しいわらび餅を食べたいと探し求めていたところ、口コミを頼りに行きついたのが「天のや」のわらび餅。
前回の記事(http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-6971/)を読んでいただいた方はお気づきかもしれませんが、あの「たまごサンド」でもご贔屓にさせていただいている「天のや」のわらび餅です。昭和7年大阪、宗右ェ門町にて創業。平成15年に東京都港区麻布十番に移転してからも、小豆や寒天などの素材にこだわり、創業当時から変わらぬ繊細な甘味を提供し続けている老舗甘味処です。
京都の蕨粉を丹念に練ったわらび餅は、「天のや」を代表する名物。透明でみずみずしい清涼感、優しいくちあたりは、一度味わったら忘れられない味になるはず。香ばしいきな粉をたっぷりとまぶしたボリュームのある一切れを口に含むと、口の中でもっちり弾んでとろりととろける。黒みつではなく、白みつで味わうのが「天のや」流。お土産用のわらび餅には、きな粉と白みつが別添えにされており、わらび餅に白みつをまとわせてから、きな粉をたっぷりとかけていただくのが美味しく味わうコツです。
包みの上には「冷やし過ぎると固くなりますので冷蔵庫に入れず早めにお召し上がりください。」と注意書きがありますが、夏場は野菜室くらいの温度で少し寝かせてひんやりさせると、さらに美味しくいただけると思います。あくまでも個人的な意見ですが。
量産されているものではありませんので、お土産用のわらび餅をお買い求めの際は、必ず電話予約をされておくことをおすすめします。勿論、店内でも味わうことも可能ですので、麻布十番へお出かけの際は、是非、立ち寄ってみてくださいね。
※掲載情報は 2016/08/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コーポレートコミュニケーションズ
依田早苗
社長秘書を経て、2019年より同企業にて広報を担当。約10年に渡る海外生活で養った国際感覚と社交性、持ち前の好奇心とバイタリティーが強みです。
趣味は、ワイン、ゴルフ、アルトサックス、旅行etc.。ホームパーティを開いたり、イベントを企画したり、とにかく楽しいこと、人が大好きです。
プライベートでも幅広い層の方とのお付き合いがあるため、モノを贈ったり贈られたりすることもしばしば。
そんな私の手土産・おもたせ選びのこだわりは、気を遣いすぎず、それでいてキラリとセンスが光るもの。秘書時代と現在では、贈る相手やシチュエーションも異なりますが、いつも贈る相手が笑顔になってくれるようなモノ選びを心掛けています。特に皆んなを笑顔にする魔法を持つ美味しいものには、常にアンテナを張っていたいですね。