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温度の変化と共に、食感もプルン&もちもちっと変わってゆく……。
「え、こんなアイス、見たことも食べたこともない……。何これ……。アイス餅?? もしかして私、夢みてる!?!」と、目も口も疑ってしまった摩訶不思議アイスが、今回ご紹介している『京都 本くず氷』さんの本葛入りアイスです。不思議と言っても、きちんと美味しさが伝わってくるからますます驚きですが、何が驚きかといいますと、なんとこのアイス、奈良で400年の伝統がある「吉野葛本舗 黒川本家」の吉野本葛が使用された新食感アイスなんです。しかも水分量がかなり少ないため溶けにくく、やや柔らかくなると、葛の特性でもあるぷるんとした食感に変身するというわけ。アイスなのに、葛餅みたいなプルプルがたまらなく楽しくて……。さらに特筆すべき点が、保存料・着色料・牛乳・白砂糖・ゼラチン不使用で、甘みはオーガニックアガペシロップや多良間黒糖・ハチミツでつけられている100%ナチュラル素材&ハンドメイドという拘りぶり。そんな楽しい食感や体想い度だけでも十分すぎるほどびっくりなのに、ラインナップも驚異的なんですよね。
京都らしく、「生八つ橋」と「宇治抹茶」を筆頭に、「柿」「ほうじ茶黒豆」「フランボワーズぜんざい」「いちご」「メロン」「フルーツポップス」「梅」「ココナッツ」「グレープフルーツ」「キウイ」「珈琲」「オーガニックチョコ」など、そして「モヒート」「梅芋焼酎」「シークワーサー泡盛」といった、アルコールアイスも揃ってるんです。今後まだまだ新商品も登場するそうですが、古き良き日本らしさを取り入れつつも、新進系の未来型要素も満載です。発案者さんは、よほどユニークな方だと思います(苦笑)。ユニークといえば、ビビットなブルーとホワイトカラーが印象的で斬新な「富士山アイス」も新たな仲間に加わったとのこと。見た目のインパクトに一瞬のけぞってしまいましたが(苦笑)、これまたちゃんと美しい味わいなので、何だか妙に安心してしまいました(笑)。
『京都 本くず氷』さんは、日本一の富士山のように、きっと今後の日本アイス界や世界のアイス界を引っ張っていく存在になることでしょう。私も付いていかなきゃ……。と良い刺激を頂きつつ、愛する「ほうじ茶黒豆アイス」を頬張っては、「うん、やっぱりこれ、もちもち葛餅みたいな画期的アイスだ」と独り言をぼやき、ほうじ茶を飲んでは原稿書いてます。
※追伸:もうそろそろ園山真希絵監修アイスも完成する予定ですので、ゆる~くお待ち下さいませ。皆様の愛すべきアイスになりますように……。
※掲載情報は 2016/08/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「そのやま」店主・フードクリエイター。
園山真希絵
1978年1月5日生まれ。出雲市出身。高校時代に「食」に目覚め、食べることでキレイになるオリジナル料理の研究を始める。「豆」をベースとした料理のお陰で、2年間でリバウンドなく健康的に27キロのダイエットに成功。 現在、雑誌・テレビ・ラジオにも多数出演。また、自らを救ってくれた 「豆」に対する恩返しも兼ね、食を通じた文化交流や地方の町おこし活動も積極的に行う。さらに、出版・商品開発・食カウンセリング・飲食店『そのやま』経営・各地の親善大使も手掛ける。オフィシャルブログ「こころのごはん手帖-食べる門には福来たる- 」は毎日更新。
※『そのやま』https://www.facebook.com/sonoyama.tokyo
TEL/0363376498