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九州最大の都市である福岡。明太子、もつ鍋、ラーメンなどグルメがふんだんに揃う街として知られています。そんな福岡からネットでお取り寄せできるおいしものをご紹介します。
旅行や出張で福岡に行ったけれど食べ切れなかったもの、十分食べたけどあの味が忘れられない、行ったことはないけど美味しいものならいつでもウエルカムという方は必見です。定番のお土産品から福岡発のスイーツなど美味しいものを知っている、ippinキュレーターの方々がおすすめする福岡の美味しいものの中から10品を選びましたので、ご参考にして下さい。
1:博多織のクッキー「博多こいし」
博多織の色に関するお菓子「博多こいし」。
博多織は、博多の地名から「覇家台織(はかたおり)」と名づけられたと伝えられています。江戸時代、筑前藩主 黒田長政(1603-1623年)が、幕府への献上品として博多織を献上したことより、博多の地名とともに『献上博多』として広く知られるようになりました。
とても奥深く歴史ある織物で、意味が深い博多五色献上に合わせたお菓子が福岡の街で目にすることがあります。
「博多こいし」は色に合わせての素材をまぶしたクッキーで、器にのせると五色の色がさらに明確になります。味は、抹茶、紫芋、いちご、きなこ、和三盆です。
2:福岡生まれの自然素材のマカロン、フランス菓子Imprestion(アンプレスィオン)
福岡市に本店がある洋菓子店「アンプレスィオン」の「アンプレスィオン 花飾りのマカロン」。
季節や産地によりその時々の最上の素材を使用し、素材やその考え方だけでなく、洋菓子の大切な要素である美しさももちろん兼ね備えています。そしてマカロンの上に食べられる花をあしらった「花のマカロン」のようなユニークアイデアも魅力的ですので、プレゼントにも最適です。
3:老舗ふぐ料理店「い津”み」が作ったふぐのオイル漬け
博多の老舗料亭、い津みが作ったオイル漬けが「ふくのオイル漬けコンフ」。
柔らかなふく(「ふぐ」は福岡では「ふく」)の身をほぐし、保存性を上げるためフレンチのコンフィ(オイルにつけて低温で保存)の技法を使い製品化。地のふくをほぐし、蒸してオイルに漬けこみ、さらに蒸して漬けこんで手間暇かけて味わいのクオリティを高めたものなのです。
味はプレーンの他に、バジルや青唐辛子風味などもあり、和風、洋風にと変化が楽しめます。
4:卵白の泡立ての力で焼き上げる『あていん』のシフォンケーキ
オーナーがシフォンケーキ製作歴20年という、福岡のシフォンケーキ専門店『しふぉんはうす あていん』。
国産小麦等、厳選した材料を使用し、膨張剤は一切使わずに卵白の泡立ての力でひとつひとつ丁寧に焼き上げられるという『あていん』の「シフォンケーキ」。その素朴で優しい味が忘れられなくなったファンがたくさんいるそうです。幅広い年齢層の方に好まれる、しっとりフワフワ甘さ控えめなシフォンケーキは、現在17種類。開店時よりずっと一番人気が「プレーンシフォン」。
保存料などが添加されておらず消費期限が短いので、お受け取り出来る日程でご注文して下さいね。
5:農林水産大臣賞を受賞した『魚匠庵(ぎょしょうあん)』の「あごおとし」。
この魚匠庵(ぎょしょうあん)の「あごおとし」は、第6回全国水産加工品総合品質審査会で農林水産大臣賞を受賞したものです。
卵のまろやかな味を引き立てる辛すぎず、とても食べやすい辛子明太子です。「あごおとし」の由来は、その名の通り“あごが落ちるほどおいしい明太子“という意味だそうです。その名に恥じない味わいは、ごはんに乗せて食べても、そのまま食べても感じる事ができます。
6:福岡の鰹節卸問屋の老舗『林久右衛門商店』の「鯛茶漬けジュレ」
福岡に本社を置き、削り節製造や食品加工を行う林久右衛門商店。かつお節や出汁、お吸い物などを取り扱い「久右衛門」のブランドで、全国主要都市の一流百貨店の食品売り場に出店しています。創業者の林久右衛門が1885(明治18)年に鰹節問屋を開いた、100年以上続く老舗企業です。
その「久右衛門」の「鯛茶漬けジュレ」は、遊び心があふれるビジュアル。最中のまんじゅうを想像してしまいそうですが、こちらは鯛茶漬けセットです。鯛の最中の中身はあんこではなく、フリーズドライ製法で加工した具材が詰まっていて、ジュレが出汁になります。食べ方は、白飯の上にジュレを載せてほぐし、続いて、最中の一部に箸なので穴をあけ具材を載せて、あとはお茶かお湯を注ぐだけ。
7:福岡空港や博多駅でも定番の『山口油屋福太郎』の「めんべい」。
福岡の地で100年以上食を支えてきた老舗『山口油屋福太郎』がつくる「めんべい」。福太郎こだわりの明太子といか・たこの旨味が調和した海鮮せんべいです。一般的には、せんべいが割れやすくなり生産効率が落ちるという理由から、せんべいの中には何も入れないことが多いのですが、「めんべい」はあえていか・たこ・明太子などを小さくカットして中に練り込んで焼いています。目で見て確認できるほどたっぷりと入っており、噛むほどに魚介の旨味が贅沢に広がります。
ねぎ味は博多限定で、福岡空港や博多駅を中心に「博多」でしか購入できないものですので、是非お取り寄せしたいものです。
8:九州のお土産の定番「博多通りもん」
『明月堂』の「博多通りもん」は、今や地元の福岡を始め全国でファンが多い博多のお土産の定番中の定番です。博多通りもんの魅力は味の美味しさと食感です。
和風の白餡ベースに生クリームやバターという西洋菓子のエッセンスも加えられていて、食べた時のとろけるような柔らかさと甘さは絶品です。
9:こちらも定番お土産の銘菓『鶴乃子』
博多で100年以上愛され続ける『石村萬盛堂』の銘菓「鶴乃子」。ふくよかなマシュマロ生地の中に風味のよい黄味あんで、甘さをおさえたまろやかな味わいです。
明治後期には、黄身あんをマシュマロで包む博多名物「鶴乃子」が発明されていました。当時は淡雪かん(卵白に寒天を合わせる白い菓子)でしたが、すぐにゼラチンを使うマシュマロに切り替えたという先進的なお菓子だったのです。
10:福岡の田舎で作られる日本一希少な純生黒糖
1年に1度だけしか作られない黒糖がこの株式会社ヤカベの「純生黒糖」。
こちらの純生黒糖は、添加物や石灰が全く入っていない本当に“純”な黒糖で、少し酸味と塩気があり、口に入れるとそのまま溶け出してしまいます。しかも甘すぎないので、そのままパクパクと食べてしまいます。
この黒糖は、自然栽培のサトウキビを使用しているのはもちろんですが、釜の炊き上げ方にコツがあるそうです。その作り方は江戸時代から現代まで伝承されていますが、その作り方を知っている人は、数える程度しか残っていない希少な純正黒糖です。
※掲載情報は 2016/06/29 時点のものとなります。
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