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暑くなってくると、食欲がなくなり、ご飯を抜いてしまう方や進まない方がいませんか?そんな方に朗報なのが「塩昆布」の存在。
「塩昆布」とは、板こんぶを角切りまたは細切りにし、濃口醤油等を主材料にした調味液を加えて、とろ火で煮つめたもの。白いご飯の上に載せたり、お茶漬けにしたりして食べると、昆布の程好い甘さとしょっぱさで、ご飯が思わず進んでしまいます。
今回は、普通の「塩昆布」のご紹介では芸がありませんので、料亭・老舗といった銘店が作る芸術品とも言える3商品ををご紹介します。
全て食べ比べてみるのもおすすめですよ!
1:【京都・雲月】「小松こんぶ」は、山椒の実が程良いアクセント
京都の懐石料理の銘店「雲月」。こちらの「小松こんぶ」は、京都の店で懐石料理を食べているお客様が、「お酒も進みとお腹のふくれ具合によって、肴にしても、ご飯ものに合わせても美味しくいただけるものを作ろう」という気遣いから生まれたものだそうです。
中に山椒の実が入っており程良く「ピリッ」とし、昆布の素材の良さ、上品な味付けが、料亭の炊き上げたこだわりの塩昆布とうなずける由縁ではないでしょうか。贈答用に木箱に入ったものにも用意してありますので、贈り物としてもおすすめです。
2:【大阪・花錦戸】「まつのはこんぶ」は、なんとすっぽん出汁が味の決め手
創業昭和22年の南船場の料亭「花錦戸」。こちらで、お料理の最後に出されるすっぽん鍋の雑炊に添えられていたものが、「まつのはこんぶ」。そのあまりのおいしさは常連さんたちの熱烈な要望をよび、商品化されたそうです。北海道は道南の最高級真昆布と手作業で選別された山椒、「花錦戸」自慢のすっぽん出汁で炊き上げた芳醇かつジューシーな塩昆布は、これまでの塩昆布の概念を覆しほどの商品なんだそうです。
3:【京都・松前屋】「比呂女」は、約5年の歳月をかけて作られる
1392年(明徳3年)の創業以来、京都で32代も続く老舗の昆布屋「松前屋」。最高品の真昆布を使用し、なんと約5年の歳月をかけて作られるそうです。材料をみても実にシンプルで、もちろん添加物などが何も入っていません。昆布の品質でとことん勝負した塩昆布は高級感が感じられる仕様なので、場を選ばない手土産にもおすすめです。
※掲載情報は 2016/06/09 時点のものとなります。
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