シロガネーゼ御用達!ガトーバスクに魅せられて

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バスク十字「ラウブル」の印のもとに

シロガネーゼ御用達!ガトーバスクに魅せられて

「バスク」とは、フランス南部とスペイン北部にまたがるピレネー山脈を挟んだ一帯のエリアのことで、バスク語やバスク人の伝統的歴史的な文化圏である。このバスク地方の伝統的なお菓子が「ガトーバスク」。日本語にすると「バスクのお菓子」という意味で、文字通りにバスクを代表するお菓子である。「ガトーバスク」は、クッキー生地の中に同じくバスクの名産品ダークチェリー(黒サクランボ)のジャムを入れたシンプルな焼き菓子だ。

 

そんなバスク菓子にこだわった店が「MAISON D'AHNI (メゾン・ダーニ)」。シェフの戸谷尚弘さんは、修行先の北バスクの老舗菓子店「Miremont(ミルモン)」で本場の「ガトーバスク」に出会い、そのレシピをゆずり受けて、帰国後白金にバスク菓子を取りそろえたパティスリーをオープンした。

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メゾン・ダーニ定番のガトーバスクは、スペイン産の良質なアーモンドを生地の中にダークチェリー「スリーズ・ノワール」を入れて焼き上げる。こだわりのガトーバスクは、専用トレーにショコラなど種類豊富にずらりと並び、1時間に1回程度のサイクルで焼き上げている店内には、香ばしいアーモンドとバターのかおりに包まれていて、常に焼きたてのガトーバスクに出逢えるよろこびがある。

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サクっカリっとした焼きたての美味しさは格別だが、二日目、三日目と、なじんだような食感もまた良い。もちろんオーブントースターで焼き戻せば香ばしさも蘇る。

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専用の箱には、バスクのシンボルである風車のようなバスク十字「ラウブル」をあしらって、バスクへの想いがこめられているかのよう。この箱にガトーバスクを詰め合わせて手みやげにしたら、かなりの「手みやげ」通に映りそうだ(笑)。

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※掲載情報は 2016/05/24 時点のものとなります。

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スイーツ番長

グルメプロデューサー、グルメブロガー

スイーツ番長

強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。

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