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一口食べると、パティシェールの本気度が分かる美味しさ
先日、45歳の誕生日を迎え、ショップのスタッフたちが祝ってくれ、サプライズでケーキを用意してくれました。育った下町を探索することを趣味にしている僕の為に、浅草にあるスイーツのお店、ノアケ トーキョーで特注ケーキをオーダーしてくれました。
ホワイトチョコレートには、僕の似顔絵が描かれていました。丸いリングは、眼鏡をイメージしてくれたらしいです。チョコレートベースのケーキをみんなで食べたところ、みんなが口を揃えて本当に美味しいと言いました。
ノアケ トーキョーのお店はいくつかありますが、一番最初はうちのショップの近所の表参道で期間限定の屋台の店から始まりました。パティシェールの田中伸江さんは、スイスのジュネーブのパティスリーで修行した後に、有名フレンチの「BEIGE TOKYO」でデザート担当をされていたそうです。
現在は、浅草にある路面店を拠点として、独創的なスイーツを作られています。浅草店には、カフェも併設しております。場所は、浅草寺の裏手にある住宅街です。行き方は、雷門から宝蔵門まで続きお土産さんが立ち並ぶ仲見世通りを通り、浅草寺に向かいます。浅草寺を正面にして、右側から回り込むように歩くと境内の裏門に出ます。門を出て、そのまま真っ直ぐに5分くらい歩きますと右手に浅間神社が見え、その数軒先がノアケの浅草店です。
現在はお店の看板が出ていないので、入り口にある「しめ縄飾り」を目印に探していただければ、たどり着くと思います。
ノアケ トーキョーの名物と言えば、花束のような「ボンボン キャラメル ブーケ」、 幸福のお守りサブレの「ポルトボヌール」、綿菓子を雲に見立てた「雲菓」、トロトロのバナナの入ったパウンドケーキ「キャラメル バナーヌ」などがあります。
今回ご紹介するのは、スイーツにしては甘さを抑えることが珍しい「野菜の塩味サブレ」です。
フリーズドライパウダーを使い、自然な野菜の香りや甘みがそのまま閉じ込められ、栄養価もちゃんとあります。味は、「甘酸っぱいトマトとバジル風味」、「にんじんにハニー」、「香りのいいごぼうとホワイトペッパー」、「甘みたっぷりのコーンにブラックペッパー」、「ほうれん草とチーズ、ベーコン」の5種類。
口に入れると、濃厚ですが上品な野菜の風味が広がります。ほんのり塩味で甘さが抑えられているので、お酒のつまみにも最高です。美味しくて健康的なサブレです。誰かに手土産を持って行く時に、甘いものが得意か苦手か分からない場合には、子供から大人まできっと喜んでいただけるはずです。
ちなみに店内のカフェでは、美味しいコーヒーと一緒に温かくてしっとりとした絶品の「キャラメル バナーヌ」をいただくことが出来ます。持ち帰り用の「キャラメル バナーヌ」に比べて一回りサイズが大きいので、カフェでは違った食感も楽しめます。
浅草寺にお参りした帰りに、ノアケ トーキョー浅草店まで足を伸ばし、カフェでケーキをいただきながら一休みして、お土産に珍しい「野菜の塩味サブレ」を買われてはいかがしょうか?
※掲載情報は 2016/04/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主
荒岡俊行
1971年生まれ。東京・御徒町出身。1940年から続く「荒岡眼鏡」の三代目。
父方も母方も代々眼鏡屋という奇遇な環境に生まれ育ち、自身も眼鏡の道へ。
ニューヨークでの修業を経て、2001年に外苑前にアイウエアショップ「blinc(ブリンク)」、2008年には表参道に「blinc vase(ブリンク・ベース」をオープンさせる。
「眼鏡の未来を熱くする。」をミッションに掲げ、眼鏡をカルチャーの1つとして多くの方々に親しんでいただけるよう、眼鏡の面白さや楽しさを日々探求しています。
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ブリンク・ベース
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