おかき巻き栗せん
中日本製菓 住所:愛知県あま市富塚十の坪17番地4
「イノベーションは既存のもの同士の組み合わせでおこる」
これはマーケティングの業界では有名な言葉です。中日本製菓のおかき巻きくりせんは、菓子業界のイノベーターです!!
大前提として、せんべいとアラレは別物だということです。
「せんべいでおかきを包んだ?? おなじもので同じものを包んでも変わらないでしょ??」と思われる方が多いと思います。
せんべいは普段食事の時に食べるうるち米で作ります。おかきはお餅を作るときに使うもち米で作ります。ちなみにおかきの小さいものをアラレといいます。またせんべいの中には、小麦粉や卵、砂糖などを使ったソフトな食感のものから、東北地方のせんべい汁などに使うために汁をよく吸う南部かやきせんべいなどがあります。
餅は餅屋と言いますが、せんべいも、せんべい屋。アラレも、アラレ屋なんです。もちろんアラレもせんべいも作っているところもたくさんありますが。つまり言いたいことは、せんべいでおかきを巻くということは、しっかりと似て非なるものなのです!!しかも巻いているせんべいは小麦と卵で作られた甘さのあるくりせんべいです。
食べたあとの一言は、「あまじょっぱ~い」です。学生の時、海で遠泳した後に先生に渡された氷砂糖を思い出しました!それくらい素朴な、あまじょっぱさなんですよ!なんか昔の友達を思い出します……。
「甘いものを食べるとしょっぱいものが食べたくなる」、また、「しょっぱいものを食べると甘いものを食べたくなる」という方いますよね!その方に紹介してあげてください!
理屈から言ったら、このおかき巻きクリせんは満足させてしまいますから!
中日本製菓 住所:愛知県あま市富塚十の坪17番地4
※掲載情報は 2016/03/03 時点のものとなります。
二木の菓子 専務取締役 商品開発部長
二木英一
「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得