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丸髙 髙田商店
めじか鮭燻製 120g入
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北海道といえば鮭、鮭といえば酒好きには「鮭とば」。
「とば」は漢字で「冬葉」と書き、秋鮭を半身におろして皮付きのまま縦に細く切り、潮風にあてて干したもの。
アイヌ語の「tupa(トゥパ)」=「鮭の身をおろしたものを更に縦に細かく切って乾かしたもの」に由来しているとも伝えられている。
昔ながらのとばは塩気が強く、一度に大量に食べられない、また、あまりの硬さに歯の弱い人、差し歯の人はかなり用心しなければならないシロモノで、私自身も鮭とばから一時期遠ざかっていた。
ところが数年前、オホーツクに実家がある友人が手みやげとして買ってきてくれたメジカ鮭の燻製に出会ってすっかり虜になってしまった。
秋鮭の聖地とも言えるオホーツク沿岸の中心に位置する枝幸町。
そこで穫れた脂のりの良い最高級のメジカを厳選して原料にしてつくったこだわりのソフトとば。
手に取るとしっとりとした感触で、とにかく身が柔らかいのが即座にわかる。程よい上品なスモークの香りが鼻をくすぐり、酒好きの本能をビンビン刺激してくる感覚。そして身を裂いたときの滑らかさ。
とにかく「しなやか」という言葉がふさわしい。
口に運び、ゆっくり味わう至福感。ほんのり甘くふくよかな味わい。噛めば噛むほど、旨味がじわーっと広がっていく。塩味も抑えめで、スモーク感も適度で鮭本来の味を楽しめる女性受けするおつまみだ。
パッケージの地味さはいささか残念だが、日本酒はもちろんのこと、きりっとした飲み口の白ワインとともにも楽しめそう。
そのままお酒のお供として食べても最高だが、直火で炙ってご飯のおかずとしても良し。美味し過ぎてあっという間に一箱食べそうになるのが、悩みの種(汗)。
本当に贅沢なソフトとばを是非一度ご賞味あれ。
高田商店
住所:〒098-5806北海道枝幸郡枝幸町梅ヶ枝町6204-17
TEL:0163-62-1102
※掲載情報は 2016/02/11 時点のものとなります。
クリエイティブオフィスキュー社長
鈴井亜由美
株式会社クリエイティブオフィスキュー代表取締役
株式会社Link&Loop代表取締役
北海道小樽市出身。1992年に芸能プロダクション「クリエイティブオフィス キュー」を設立。同事務所には、大泉洋らTEAM NACSが所属、個性派俳優を抱え 全国へ活躍の場を広げ、プロデューサーとして鈴井貴之監督作品「man-hole」 「river」やTEAM NACS全国公演「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」以降の作 品等で采配を振るう。2012年、事務所創立20周年を機に「CUEのキセキ」を出版 (発行:メディアファクトリー)。食、観光、地域産品等北海道の様々な魅力を全 国に伝えたいという思いから映画『しあわせのパン』(2012年)、『ぶどうのなみだ』(2014年)を企画。
2012年に株式会社Link&Loopを設立、同年11月にオープンした「boulangerie coron」は現在札幌市内で2店舗展開。2015年9月17日にはレストラン「brasserie coron with LE CREUSET」(http://brasserie-coron.com/)がオープンとなった。