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ジャン=ポール・エヴァンのショコラは、ひと口食べた瞬間、“幸福感”に包まれる。中でも、スパイスやはちみつを加えたボンボンショコラは、斬新でいて驚くほど美味しく、食べるものに衝撃を与えます。素材や味へのこだわり、上品なテクスチャーを生み出す確かな技術、そして、独創的で遊び心あふれる感性から生まれるショコラは、まさに食べる芸術品!今回は、そんなジャン=ポール・エヴァンから、2月1日に販売開始となった、日本限定の最新作をご紹介したいと思います。
「スパイスの魔術師」ロランジェ氏とのコラボレーション
若干28歳で日本の人間国宝にあたるフランス最優秀職人章(MOF)を受章し、世界トップクラスのショコラティエとして名を馳せたエヴァン氏。自ら産地を訪れ、ショコラの原料となるカカオの品質だけでなく、土壌や風土、カカオ栽培が行われている労働環境や衛生面などにもこだわり抜く徹底ぶりは、まさに真の職人。伝統にとらわれず、常にユーモアを備えた進化を遂げていく在り方は、評価の厳しいショコラ愛好家クラブ(C.C.C)からも高い評価を得ており、ショコラティエ最高評価5タブレットを幾度となく獲得しています。
毎年、バレンタインの季節には、期間限定コレクションとして魅力的な新作ボンボンショコラが発表されますが、今年もしかり。ストリートアートにインスピレーションを受けたというコレクションは、見た目にもポップで楽しく可愛い作品となっています。そんなバレンタイン・コレクションに目を奪われる中、今回、私がご紹介したいのは、「カーヴ ア ショコラ "ラ サンセリテ"」。産地別のカカオを使用したボンボンショコラと胡椒を合わせた「ショコラ×胡椒」のマリアージュが楽しめる日本限定商品のデギュスタシオン(食べ比べセット)です。
1月27日より、東京を皮切りにスタートした世界最大級のショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2016」で先行発売され、いよいよ2月1日からは「ジャン=ポール・エヴァン」の全ブティックでも販売開始となりました。
エヴァン氏自身、いつも自宅に20種類以上の胡椒を常備して使い分けているほどの胡椒好きとして知られていますが、今回の新作では、「スパイスの魔術師」という異名を持つ元・ミシュラン三ツ星シェフ オリヴィエ・ロランジェ氏とのコラボレーションが話題に。カカオを知り尽くしたエヴァン氏が選んだカカオの魅力が、ロランジェ氏の“胡椒”によって最大限に引き出される!と聞けば、是が非でも味わってみたくなりませんか?
それぞれの魅力が最大限に引き出された新しい味わいに出逢う
上段が、カカオのみのショコラ。下段が、カカオと胡椒を合わせたショコラ。先ずは、カカオのみのショコラを是非ともじっくりと味わっていただきたい。口の中いっぱいに広がるカカオの余韻を感じながら、続いて、同じ産地のカカオと胡椒を合わせたショコラを。舌の上でショコラが溶けていくほどに、その味の変化に驚くはず!
手前「ホット パブリノ(ペルー産カカオ+ジャマイカ産胡椒)」は、ペルー産カカオの持つ柑橘系フルーツの酸味が、胡椒によってトロピカルフルーツの酸味に変化する。
中央「ホット タナ(マダガスカル産カカオ+インドネシア産胡椒)」は、マダガスカル産カカオの華やかなベリー系の酸味が、胡椒によって洗練され、よりフローラルな味わいに。
奥「ホット カリオカ(ブラジル産カカオ+スリランカ産胡椒)」は、ブラジル産カカオのナッティーで力強い味わいが、花の香りを伴う胡椒によって、より強調された味わいに。
「ショコラ×胡椒」のマリアージュが生み出す「カーヴ ア ショコラ "ラ サンセリテ"」のミラクルで新しい味わい。是非、ご自身の舌でじっくりと味わってみてくださいね。
余談になりますが、近年、チョコレートは、カカオ・ポリフェノール、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれていることから、優れた美容食としても注目されてきました。また、チョコレートの甘い香りには、集中力や記憶力を高める効果があることや、テオプロミンという成分には神経を鎮静させ、リラックスできることも最近の研究で明らかになっているそうです。カロリーを気にしてチョコレートを避けている女性の皆さん、損していませんか?バレンタインギフトとして男性にプレゼントするだけでなく、是非、この時ばかりはちょっと奮発して、贅沢なショコラを自分へのご褒美に、至福のひと時をお過ごし下さいね。
※掲載情報は 2016/02/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
コーポレートコミュニケーションズ
依田早苗
社長秘書を経て、2019年より同企業にて広報を担当。約10年に渡る海外生活で養った国際感覚と社交性、持ち前の好奇心とバイタリティーが強みです。
趣味は、ワイン、ゴルフ、アルトサックス、旅行etc.。ホームパーティを開いたり、イベントを企画したり、とにかく楽しいこと、人が大好きです。
プライベートでも幅広い層の方とのお付き合いがあるため、モノを贈ったり贈られたりすることもしばしば。
そんな私の手土産・おもたせ選びのこだわりは、気を遣いすぎず、それでいてキラリとセンスが光るもの。秘書時代と現在では、贈る相手やシチュエーションも異なりますが、いつも贈る相手が笑顔になってくれるようなモノ選びを心掛けています。特に皆んなを笑顔にする魔法を持つ美味しいものには、常にアンテナを張っていたいですね。