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手間ひまをかけて開発された、作り立ての美味しさが味わえる玄米粥。
気がついたらあっという間に2月になってしまいました。ちょっと前まで、お節料理作りでバタバタしていたと思っていたのに。怒濤のような年末年始の飲み会やら来客が一段落したのはいいけれど、12月からの連続的な暴飲暴食がたたって2月に入ってもなんだか胃腸は疲れ気味です。そんな時手元にあるととても助かるのが、今回ご紹介する八代目儀兵衛の「京だし玄米粥」なんです。
八代目儀兵衛は、江戸寛政年間から続く京都の老舗お米屋さんです。日本全国のお米を毎日食べ比べ、食味、甘さ、粘り、食感を“利き米”するのは、五つ星お米マイスターの八代目店主 橋本隆志さん。厳選されたお米は仕入れてただそのまま販売するのではなく、甘みをより引き出して最高の炊きあがりにするために、橋本さんによって絶妙なバランスでブレンドされます。その美味しさは、京都の高級料亭や割烹のお墨付き。和食はもちろん、洋食や中華などそれぞれの料理に一番合うようにブレンドする技術は、まさにマイスター!
そんなお米屋さんが独自に開発したのが、この「京だし玄米粥」。いろいろな玄米を試食した結果、お粥にした時に玄米本来の甘みとふんわりとした食感が残るという理由で選ばれたのは、島根県産特別栽培米きぬむすめ。これに、利尻産天然昆布、焼津産本枯れ鰹節、鯖節、原木栽培の干し椎茸などを合わせた、京都ならではの旨味たっぷりなダシを加えて袋に入れ、122度の真空調理で米粒からじっくりと炊き上げます。あらかじめ調理したお粥をレトルトパウチするのではなく、ひとつひとつ手間をかけた特殊製法で作っているから、一袋のなかにお米とダシの旨味がぎゅっと凝縮。もちろん化学調味料や防腐剤、保存料、香料などは一切使用していない、無添加の安心安全なお粥です。
現在販売されているのは、プレーン、生姜と野菜、梅とひじき、雑穀8種、小豆と黒米、味噌ときのこ、豆乳と湯葉、抹茶と小豆の8種類。どれもビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷりで低脂肪。玄米だから、デトックス効果も期待できるし塩分も控えめです。1食107kcalから161kcalと、カロリーも低いので、塩分コントロールが必要な人やダイエットしている人にもとてもおすすめ。胃腸に負担をかけないので、受験生のお夜食にも最適だと思います。
この「京だし玄米粥」は、温めていただけばもちろん美味しいのですが、常温でも充分美味しいんです。しかもまったく劣化しないまま、約1年は保存が可能。つまり、ストックしておけば災害時の非常食としても大変役に立つというわけです。美味しくて、ヘルシーで、非常食にもなる、まさに一石三鳥のお粥といえます。
贈答用に最適な食材のイラストが可愛いパッケージ入り以外に、パッケージなしの自家用もあり、こちらはお値段もお得。単品購入もできるので、まずは自分用に取り寄せてみて、身体に染み渡る美味しさを体感してみてください。
※掲載情報は 2016/02/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
斎藤理子
雑誌編集者を経てロンドンに6年半、ワシントンD.Cに5年半在住。その間、世界各国を食べ歩く。現在は国内外の生産者からシェフまで幅広く取材し、雑誌を中心に執筆。著書に「イギリスを食べつくす」(主婦の友社)、「隣人たちのブリティッシュスタイル」(NHK出版)など。編著に『アル・ケッチァーノ』奥田政行シェフの連載をまとめた「田舎のリストランテ頑張る」(マガジンハウス)、「コッツゥオルズ」(ダイヤモンド社)。2011年英国政府観光庁メディアアワード受賞。