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葡萄屋
グリューナー・フェルトリナー ベートーベン 第9ラベル【Beethoven N…
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オーストリアのワインの歴史は古く、紀元前700年代にはワインが造られていることがハルシュタットの文化遺産からわかっています。一般的に東部がワイン産地ですので、東部ではワイン、西部ではビールと言われますが、全体的にビールもワインもよく飲まれます。ビールの醸造所もオーストリア国内で150以上あります。オーストリアでは、ワインは全体的にオーストリア東部で作られています。ドナウ河流域やハンガリーとの国境にあるノイジードラー湖という大きなステップ湖の地域からスロヴェニアとの国境地域などです。
どのワインにもそれぞれの個性があるので一概にはいえませんが、一般的には白ワインであればシュニッツェル(仔牛や豚のカツレツ)、ターフェルシュピッツ(牛肉をゆでたもの)がおすすめです。また、赤ワインでは、グーラシュ(パプリカ入りシチューのようなもの)、アウフラウフ(Auflauf, 四角いパスタやチーズ、ハムや野菜を積み上げてオーブンで焼いたグラタンのようなもの)などはいかがでしょうか。
ハプスブルク家に仕えたエスターハージー侯爵家で楽長をしていたハイドンが給料の一部を同家が造るワインで受け取っていたり、ベートーヴェンが住んでいた家が現在はワイナリーを営み、建物がホイリゲ(ワイン居酒屋)として使われているなどの逸話があります。
ワインひとつひとつに伝統を感じられるオーストリアワインの魅力を是非味わってみてください!
ハーブやスパイス、繊細な果実香、ストラクチャーは活き活きとしています。
味わいと余韻には、わずかに胡椒のニュアンス。グリューナー・ヴェルトリーナー種ならではのバランスの良さと余韻の長さを楽しめます。ベートーヴェンの肖像画と「No.9」の文字が刻まれたラベルも印象的です。かのベートーヴェンが住み、あの第九を作曲した家屋「ベートーヴェンハウス」は、ヴァイングート・マイヤー・アム・プァールプラッツワイナリーの敷地内にあります。
※掲載情報は 2016/01/08 時点のものとなります。
オーストリア大使館
オーストリアはドイツの南方、中部ヨーロッパの内陸に位置し、面積は北海道より少し大きく、9つの州から成り立っています。地理的にヨーロッパの交通の要所だったため、さまざまな食文化の影響を受けています。18世紀、首都ウィーンはハプスブルグ王朝の帝都としてますます発展をとげました。ウィーン料理とお菓子の発展は、ハプスブルク家の歴史と深く結びついています。帝国の発展ととともに、ウィーンには様々な料理とお菓子が各国からもたらされました。ウィーンのお菓子職人によって、もともとは素朴なものだった郷土菓子が、豪華なスイーツに変身したといわれています。ウィーンだけではなく、9つの州それぞれに独特な郷土料理や文化を育んできたのもオーストリアの魅力です。歴史あるオーストリア料理とお菓子を通してみなさんにオーストリアの魅力を伝えると共に、興味を持ってもらえる話題をご提供していきます。