シュルンベルガー キュヴェ・クリムト、グリューナー・ヴェルトリーナー ブリュット
販売会社：株式会社セナー
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音楽の都ウィーンが生み出す選りすぐりの品が集結
10月12日（木）、13日（金）にオーストリア大使館大使公邸で行われた「ウィーン・プロダクツ展 2017」。この展示会は毎年、ウィーン商工会議所、オーストリア大使館商務部が主催し、ウィーンで育まれた、伝統的なハンドメイドの技術や豊かな経験を持つ企業が認定される「ウィーン・プロダクツ」の認証を持つ優良企業が参加し、インテリア、食器、グルメ等、優れた商品を紹介する展示会です。
冒頭行われたセレモニーでは、2016年11月より現職に就任したフーベルト・ハイッス駐日オーストリア大使より、開会の挨拶が行われました。
駐日オーストリア大使 フーベルト・ハイッス閣下
今回の展示会では、ハプスブルク王朝唯一の女性統治者として、今もなお高い人気を誇るマリア・テレジア（1717‐1780）の生誕300年を祝したオリジナル・カクテルも振舞われました。
マリア・テレジアをイメージして、オーストリアのワインとスパークリングをベースに、テレジアカラーといわれるイエローとグリーンのカクテルが作られました。フルーティーで華やかな香りは優雅なひと時を過ごすのに相応しいカクテルです。
カクテルには、ハプスブルク家御用達のシュルンベルガー社のスパークリングワインを贅沢に使用。1842年創業のシュルンベルガー社は、オーストリア最古のゼクト（スパークリングワイン）メーカーでもあります。クリムトの美しいエチケットが印象的な「キュヴェ・クリムト」や、今回カクテルに使用したオーストリアの固有品種「グリューナー・ヴェルトリーナー」を使って瓶内二次発酵で仕上げる豊かな果実のアロマが特徴のスパークリングワイン「グリューナー・ヴェルトリーナー・ブリュット」を製造しています。
カクテルが注がれた美しいグラスはハプルブルク家御用達のウィーン・プロダクツのグラス「ロブマイヤー」のもの。伝統が醸し出すそのエレガントなグラスのデザインはバレリーナが可憐に舞う姿をイメージしていることから、「バレリーナ」と名付けられています。
また、会場にはウィーンの名門窯元「アウガルテン」で活躍する若手マスター・ペインターのアンドレア・ギャログさんが来日し、美しい草花を描いていく「絵付けの工程」を披露していました。
「アウガルテン」の優雅なテーブルウェアの要となる絵付けは、高い技術を持ったペインターのみが携わることのできる非常に繊細な作業。伝統を受け継ぐ重みをアンドレアさんの一筆一筆に感じます。
このほかにも、ウィーン伝統のチョコレート菓子メーカー「ハインドル」のチョコレートも展示されていました。
ウィーンを象徴するモチーフ「モーツァルト」や、「シシィ」の愛称で親しまれている皇妃エリザベートのチョコレートも展示されていました。
ハインドル社は1953年に創業したオーストリアで最も歴史のあるチョコレートメーカーのひとつです。オーストリア国内には30店舗を超えるショップがあり、国民からはもちろん、ウィーンを訪れる世界中の観光客がお土産の品として購入するという高い人気を誇るチョコレートです。
モーツァルト クーゲルにはヨーロッパで人気の高い「マジパン」が入っています。濃厚なチョコレートの風味と柔らかく香り高いマジパンの食感が絶妙な組み合わせです。また、シシィ タラーには、アプリコットのプラリネが入っていて爽やかな風味のチョコレートです。香り高いオーストリアならではのチョコレートはティータイムに至福の時をもたらします。
音楽の都、ウィーン。今回のイベントでは、古いものと新しいものが巧みに融合されたデザインを生み出し、国際的にも評価される数々のウィーン・プロダクツの魅力を伝えてくれました。生誕300年を迎えたマリア・テレジアが過ごしたバロックからロココへと移り変わる優美な時代に思いを馳せながら、受け継がれるウィーンの伝統の品々を、現代に生きる皆さんにもぜひ体験していただければと思います。
※掲載情報は 2017/10/20 時点のものとなります。
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オーストリア大使館
オーストリアはドイツの南方、中部ヨーロッパの内陸に位置し、面積は北海道より少し大きく、９つの州から成り立っています。地理的にヨーロッパの交通の要所だったため、さまざまな食文化の影響を受けています。１８世紀、首都ウィーンはハプスブルグ王朝の帝都としてますます発展をとげました。ウィーン料理とお菓子の発展は、ハプスブルク家の歴史と深く結びついています。帝国の発展ととともに、ウィーンには様々な料理とお菓子が各国からもたらされました。ウィーンのお菓子職人によって、もともとは素朴なものだった郷土菓子が、豪華なスイーツに変身したといわれています。ウィーンだけではなく、9つの州それぞれに独特な郷土料理や文化を育んできたのもオーストリアの魅力です。歴史あるオーストリア料理とお菓子を通してみなさんにオーストリアの魅力を伝えると共に、興味を持ってもらえる話題をご提供していきます。
