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縄文おやきと真心サービス
祖父母の出身で別荘もあったので、毎年子供の頃は長野へ。お蕎麦とともに道すがら食べたおやき。そのせいかな。おやき、とにかく好き。仕事で善光寺へ行ったときも、小川の庄のおやき村で、ランチおやき。
店の「縄文おやき」は、風情ある囲炉裏で直火焼きをしてくれて、アツアツが食べられます。外カリカリこんがり、中は具沢山。さらに、これまた美味しい自家製味噌汁とお新香付きで、体の芯から温まります。「そんなにサービスしていいのですか?」と恐縮してしまいます。
新味も!こぼれんばかり、野菜具沢山
お米がとれない山間部ではお蕎麦と小麦粉は大切な主食代わりとして、おやきは朝昼晩に食べられるそう。おやきの良さは野菜もたっぷりなこと。薄皮にギッシリ入っている餡は、ほおばるごとにこぼれそう。定番の野沢菜、ナス、カボチャ、あんこ、切り干し大根など種類が豊富なので、手土産にも最適です。変わったところで、ピザチーズ味やカレー味の細長い形のおやきも小川の庄さんでは発売。片手で食べられるスティックピザのようで新しいおやきにも挑戦されています。
地域、人、味、全てにやさしい
長野県は県内で総力上げて長寿県になりました。その活動の一端には、塩分を控えて野菜をたくさん食べる工夫をしたとのこと。さらに小川の庄では、第3セクター方式による町づくり事業もしていて、生涯その土地で働けるよう、積極的に高齢者雇用をして、地域の活性化もはかっています。
郷土の味を守る、人にも優しい、おいしい!3拍子。宅配注文して、トースターでカリカリに焼くのも、いい感じに仕上がりますよ。
※掲載情報は 2016/01/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数