クラブハリエの守り続ける定番「ショコラリーフパイ」

クラブハリエの守り続ける定番「ショコラリーフパイ」

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さくさくとした味わいとショコラの苦味と甘味が絶品

クラブハリエの守り続ける定番「ショコラリーフパイ」

いつの間にかバームクーヘンで有名なブランドの一つとなった「クラブハリエ」。近江八幡が発祥の「たねや」さんの洋菓子ブランドとしてもよく知られています。

 

クラブハリエの名前の由来は、人々が集い語らう「倶楽部(クラブ)」のようにあたたかく、キラキラと輝くガラス絵「玻璃絵(ハリエ)」に夢を見てつけられたとか。 洋菓子づくりのきっかけは、和菓子舗たねやの近くに住み、数々の名建築を遺したウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏と出会い、親しい交流のなかで西洋文化に夢と憧れを抱き、1951年(昭和26年)、パンや洋菓子づくりの第一歩をふみだしたそうです。その後、地元の方々に愛されるバームクーヘンが百貨店への出店をとおして全国的に話題となりました。

 

近年では、パティシエとして多くの職人が切磋琢磨しながら技術や感性を育み、フランス菓子専門店、ブーランジェリー、キッズ向けショップなど、多彩なブランド展開をしています。クラブハリエの「波瑠絵」は、パティシエたちの個性あふれる“色”ともいえるでしょう。

 

さて、今回の「ショコラリーフパイ」を戴き、新製品かと思いましたが、実はリーフパイは、創業時から変わらない風味を守り続けてきた定番商品。そのシンプルであきのこない美味しさは、フレッシュバターの風味を最大限に活かし、生地を練りあげ、香ばしく焼きげることで生まれます。

 

上掛けされたチョコレートは上質のカカオの風味を感じます。かけ方も大変細かく芸術的で繊細。お子様からご年配の方まで好まれる飽きのこない味わいは流石老舗のお菓子店です。

 

さくさくとした味わいとショコラの苦味と甘味が口いっぱいに広がる、クラブハリエこだわりの逸品。お正月のお手土産にも好適です。是非一度ご賞味くださいませ。

※掲載情報は 2015/12/23 時点のものとなります。

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キュレーター情報

磯部作喜子

料理研究家・テーブルコーディネーター

磯部作喜子

英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/

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