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京都を感じさせる、ふらっと立ち寄りたくなる店構え
今回皆さんにご紹介したいのは、こちらのどら焼き。以前、仕事の関係で歩いていたら偶然見つけたお店なのですが、店の雰囲気が京都っぽいというか、良い風格を持っていて、ふらっと店内に入ったのが、このどら焼きとの出会いのきっかけです。
話を聞いてみると、京都っぽいというのは当たり前で、こちらの「鼓月」は戦後京都で産声を上げた老舗和菓子店。京都が好きな僕が惹かれるのも当然でした。
「鼓月」は「千寿せんべい」が代表的なお菓子ですが、個人的に一番気になったのが、このどら焼きだったんです。「鼓月」は、全国に多くの店舗を構えているのですが、このどら焼きはここ「神楽坂」店でしか購入ができない、いわゆる限定品。
これを購入して、持ち帰って味わおうと思っていたのですが、このお店、店内でお茶を淹れてくれるんです。店内に座るスペースがあって、そこでお茶とお菓子を味わえるんです。僕はせっかくなので、店内でこのどら焼きを頂きました。
袋を開けてびっくりしたのが、皮の形。千寿せんべいの、あの波型をしている皮が餡子を挟んでいるどら焼きだったのです。皮はちょっと硬めに作られているのですが、餡子は上品で、やさしい味わい。以前僕が紹介した「亀十のどら焼き」とは、また全く違う味わいでした。
この千寿せんべいに形を模したどら焼きは、ここ神楽坂店でしか購入できないので、千寿せんべいファン、どら焼きファンは、是非体験してみてほしいですね。
CIAO!
※掲載情報は 2015/12/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ(イタリア)出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。