洋食屋の本気が詰まった“おとな”のケチャップ「なつやのさらさらケチャップ」

洋食屋の本気が詰まった“おとな”のケチャップ「なつやのさらさらケチャップ」

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今まで食べてきたものはいったいなんだったんだというくらいの衝撃

子供が大好きな洋食の代名詞「オムライス」。


類に漏れず、私もケチャップご飯を薄く焼き上げた卵焼きで包んで、さらに上からたっぷりのケチャップをかけて食べるオムライスが大好きでよく母にせがんで作ってもらった記憶がある。

洋食屋の本気が詰まった“おとな”のケチャップ「なつやのさらさらケチャップ」

最近ではなかなか自分では作って食べることがなくなってしまったが、このトマトケチャップに出会った時にこれは久々に作ってみようかという衝動に駆られてしまった。

 

その名も「なつやのさらさらケチャップ」。

 

小樽の「洋食屋なつ家」のシェフ、若松さんが洋食屋だからこそできるケチャップを作りたい!という熱い想いから開発した商品。

 

原材料のトマトは小樽の隣町、余市の農家村井さんが手塩にかけて育てた糖度11のそのまま食べても美味しい小さな赤い実の「アイコ」。

 

「高級トマト」として有名な「アイコ」は、糖度が高すぎて直火で煮ると苦みを持つシュウ酸が発生してしまう難点があることから、直火にはせず湯煎をかけた状態でゆっくりと煮詰めていく、あんこを作る時と同じ手法で作っている。とてつもない時間と愛情が込められているのが想像できる。

 

化学肥料を一切使用していない最上級のトマトと、味の決め手になるニンニクも同じく余市の生産者村上さんのこだわりの一品。

 

村上さんの本業は養鶏。着色料を入れない餌を食べさせている鶏の鶏糞を使い、丁寧に自然農法から作られているにんにくがこのケチャップの影の立役者的存在になっている。

 

そんな愛情に満ちあふれた原材料に出会い、生産者からのバトンを受け取ったシェフの意気込みは並々ならぬものだったに違いない。

洋食屋の本気が詰まった“おとな”のケチャップ「なつやのさらさらケチャップ」

蓋をあけると、ネーミング通りのさらさら感でトマトジュースに近い感じ。ひとくち口に含んだ時にびっくりするくらいのトマト本来の優しい甘さを舌の奥でじっくりと味わうことができる。

 

今まで食べてきたものはいったいなんだったんだというくらいの衝撃。変な甘ったるさが一切なく、おとなのケチャップとでも言おうか、これは小樽の洋食屋のプライド&クオリティー、そのもののような気がした。

 

お値段も1本1000円近くもする「日本一高いケチャップ」は、普段通いでは気軽には買えないが、洋食好き、オムライス好きな方へのサプライズプレゼントにはきっと喜ばれるに違いない。


洋食屋なつ家
住所:〒047-0033 北海道小樽市富岡2-34-10
TEL:0134-23-5100

なつやのさらさらケチャップ

洋食屋なつ家

※掲載情報は 2015/12/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

鈴井亜由美

クリエイティブオフィスキュー社長

鈴井亜由美

株式会社クリエイティブオフィスキュー代表取締役
株式会社Link&Loop代表取締役
北海道小樽市出身。1992年に芸能プロダクション「クリエイティブオフィス キュー」を設立。同事務所には、大泉洋らTEAM NACSが所属、個性派俳優を抱え 全国へ活躍の場を広げ、プロデューサーとして鈴井貴之監督作品「man-hole」 「river」やTEAM NACS全国公演「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」以降の作 品等で采配を振るう。2012年、事務所創立20周年を機に「CUEのキセキ」を出版 (発行:メディアファクトリー)。食、観光、地域産品等北海道の様々な魅力を全 国に伝えたいという思いから映画『しあわせのパン』(2012年)、『ぶどうのなみだ』(2014年)を企画。
2012年に株式会社Link&Loopを設立、同年11月にオープンした「boulangerie coron」は現在札幌市内で2店舗展開。2015年9月17日にはレストラン「brasserie coron with LE CREUSET」(http://brasserie-coron.com/)がオープンとなった。

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