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京都にあるローチョコ専門店「カカオマジック」
食べるだけで綺麗になるというローチョコレートに出会ったのは、私もつい最近のことです。スイーツは好きですが、肌荒れに悩まされていた私は、「体に良くて甘さも美味しさもしっかりと満足できるスイーツはないかな？」と日々研究していました。が、砂糖を控えめにして作るスイーツはやはり満足感にかけたのでした。そんなときに、「ローフード」に出会いました。
ローフードとは48℃以上に加熱しないことで、食物が本来持っている酵素や栄養素、 生命力などを失うことなく、最大限に採り入れる食事法のことです。この考えで作られたスイーツこそが「ロースイーツ」、その中のチョコレートを「ローチョコレート」といいます。ローフードを勉強する流れでローチョコに出会った私は、すぐに本を買って、見よう見まねでローチョコレートを作りました。完成前の味見をした時の感動は今でも忘れられないくらい衝撃でした。こんなに美味しくて体に優しいスイーツがあったのか！と。スーパーフードであるカカオを使い、動物性乳製品と砂糖は使わず、もちろん焼かない（48度以下）ので小麦粉なども使いません。甘味はドライフルーツ、濃厚さはナッツで加えるといった、今までのスイーツとは180度違う作り方にもびっくりしました。
すっかりはまってしまった私は、ローチョコレートのショコラティエさんのお店「カカオマジック」が京都にあるという情報を聞きつけ、さっそくお店にお邪魔してきました。名前の通りマジックがかかったような美味しさのチョコレートたち。栄養価が高いから少量でも十分満足でき、胃にももたれない。カカオに含まれる抗酸化作用でアンチエイジングにも効果をもたらしてくれそうで、罪悪感もない。ローの製法だから栄養価を失うことなく摂取できるんだとか。他にもローチョコスムジーもいただいたのですが、普通のチョコレートのスムージーと何ら変わりない味（むしろ栄養価も高いローチョコの方が美味しい）で、これまた絶品でした。まだあまり知られていないローチョコレートを発信していくべく、さまざまなイベントや自身の料理教室のメニューにも取り入れていきたいと思いました。
※掲載情報は 2014/11/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
管理栄養士/料理研究家
鈴木あすな
愛知県名古屋市出身。大学卒業と同時に「管理栄養士」を取得し料理研究家としてのキャリアをスタート。
結婚を機に世界中にたくさんの素敵な食卓＝TABLEを作りたいという想いから株式会社Table forを立ち上げる。
現在は料理教室「Cooking School〝Table for″」の運営やメディア出を通じた情報発信、レシピ開発、プロデュース、地域貢献など、より豊かな食卓が増えるよう幅広い活動をしている。
