本場トルコののびーるアイスクリーム「どんどるまん」

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トルコならではの「チャイ味」がおすすめ

今年は、日本とトルコの絆を深めるきっかけとなったエルトゥールル号遭難事件から125年目の記念年。それにかこつけておよそ10年ぶり、2度目のトルコへ取材に行ってきました。現地の方々はどこへ行っても相変わらず親日的だし、収穫の秋は食べ物もおいしいし、気候もいいしで、ますますトルコが好きになって、先日帰ってきました。

 

トルコの食べ物といえば、日本ではケバブとともに知られているのが、のびるアイスクリームの「ドンドルマ」。“トルコ風アイス”という名称でコンビニなどで売られて話題になったこともありました。ドンドルマは食の宝庫であるトルコ南東部にある街カフラマンマラシュが発祥地で、伝統的には羊乳とラン科の植物の一種サーレップの球根から抽出したでんぷん質の粉、砂糖で作っていたといいます。イスタンブール新市街の目抜き通りであるイスティクラール通りなどでは、ドンドルマの実演販売のお店がちらほら見られ、観光客の人気を集めています。

 

さて、そんなトルコならではの本場のドンドルマが、トルコ食品の販売やトルコ料理レストランを展開するトゥーバ・トレーディングさんから販売されています。フレーバーはバニラやイチゴ、マンゴー、チャイ、ラムイチジクなど現在7種。イスラム教の清浄な食べ物であるハラールの認証付きです。ここはまず、トルコならではのチャイ味がおすすめ。トルコ東部の黒海沿岸にある良質な茶葉の産地リゼのチャイを使用しているそうで、独特な粘り気と、さっぱりした甘さでおいしくいただけました。

 

アイスの方は、ドンドルマ職人さんがするようにはのびなかったのですが、旅行好きな方々とのホームパーティーの手土産にして、話のタネにするにはぴったりの一品だと思います。

本場トルコののびーるアイスクリーム「どんどるまん」
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トゥーバトレーディング

※掲載情報は 2015/11/09 時点のものとなります。

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キュレーター情報

青木ゆり子

各国・郷土料理研究家

青木ゆり子

雑誌「ぴあ」等の記者を経て料理に目覚め、2000年に「世界の料理 総合情報サイト e-food.jp 」を創設。以後、各国の「郷土料理」をテーマに、サイト運営、執筆、レシピ研究および開発、在日大使館・大使公館での料理人、料理講師等などに携わる。

地方色あふれる国内外の郷土料理の魅力を広く伝えるとともに、文化理解と、伝統を守り未来につなげる地域活性化をふまえて活動を行っている。

「世界の料理レシピ・ミュージアム」館長。著書「しらべよう!世界の料理 全7巻」(ポプラ社)、
「日本の洋食~洋食から紐解く日本の歴史と文化」(ミネルヴァ書房)。

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