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手作りこんにゃく 藤田商店
生芋使用!手づくり玉こんにゃく2玉入り 2袋セット
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北海道富良野と言えば、フラノデリスの藤田さん。東武百貨店の北海道物産展では、会期ごとに新しいスイーツを作って頂き、いつもわがままな私のスイーツのリクエストに笑顔でなんでも引き受けてくれ信頼おける友人の一人。そんなお付き合いで、ある時、藤田さんにふるさとはどちらかと伺うと、岐阜県の旧春日村と聞きびっくりしたことがありました。そこで弟さんとお母さまでこんにゃく店を営んでいると聞いて、これまたびっくりです。その小さな村で営んでいる藤田さんのお母さまが作っている「手造り玉こんにゃく」の藤田商店を今回はご紹介したいと思います。
岐阜県の旧春日村とは、今は揖斐川町春日ですが、元々は春日村と言う人口数千人の小さな山村。春日は国歌「君が代」に出てくる「さざれ石」が有名で君が代発祥の地と言われているそうです。春日地区の80パーセントが森林で緑に囲まれ伊吹山の北東麓に位置し、古くから薬草の栽培が盛んに行われてきました。旧春日村(現在は揖斐川町春日)では、昔からお茶(春日茶)が盛んで、そのお茶の畑の間に蒟蒻芋が植えられていて春日村の人達は昔は家庭でこんにゃくを作っていた身近な食べ物だったんです。
藤田商店では、今は蒟蒻芋は質の良い群馬産を使っていますが、当時は春日村の蒟蒻芋を使って作っていました。作り方は今も昔から伝わる伝統的な作り方です。こんにゃく芋は茹でたり焼いたりしてそのまま食べると口の中でトゲトゲの針が刺さったようにえぐみがあり食べられません。そのえぐみさを取って固めるのに昔は灰汁を使っていたようですが、今は炭酸カルシウムを使って作っているそうです。
この炭酸カルシウムは現在地球上にあるほとんどはサンゴ、貝、他の生物が殻として作りだしていると、自然のものとかの本で読んだことを思い出しました。作る時のポイントはひとつひとつ丁寧につくりあげていくのは勿論のこと、こんにゃく芋によって見極め加える水の量が変わるのと、こんにゃく芋によってアクの多い少ないがあって、最終の固さが変わる熟練の見極め。
その手作り玉こんにゃくは、質の良い群馬産のこんにゃく生芋と、伊吹山山麓の湧き水を使い、もちろん保存料・着色料などは一切使わず、春日地区に昔から伝わる伝統的な製法で一つ一つ手作業で丁寧に作っている為1日の生産量も限られており、手造り玉こんにゃくは、その名のとおり手で捏ねているため、市販より粗挽きっぽくなり、味も含みやすく出来ています。
煮物でもよし、また臭みが少なく刺し身こんにゃくとして薄く切って生姜醤油やわさびで頂いてもおしいしいです。
故郷を思い出すそんなお母さんの手造り玉こんにゃく、秋の夜長にゆっくり味わってみるのもいかがですか?
問い合わせのアドレスはfujita-syoten@octn.jpになりますので、興味がある方は、ぜひご連絡してみてください。
手作りこんにゃく藤田商店 住所:岐阜県揖斐郡揖斐川町春日川合1530-3
※掲載情報は 2015/10/12 時点のものとなります。
株式会社オフィス内田 代表取締役会長
内田勝規
1957年東京生まれ 中央大学卒業東武百貨店に入社。CI委員会事務局や増床プロジェクト担当等を経て物産を担当。2001年秋、東武百貨店「北海道物産展」では約4億円を売り上げ(前年比1億5千万円)さらに2004年には年間売り上げで日本一(約13億円)を達成する。「北海道物産展といえば東武」といわれるまでに育て上げ、カリスマバイヤーと呼ばれる。2009年エグゼクティブバイヤーに就任。2010年東武百貨店を退社。地域のために共に考え、地域を元気にすることを趣旨として(株)オフィス内田を設立。現在は日本全国、海外での物産展、企画、商品等のプロデュースを手掛けている。