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南蛮船、教会、ハタ…長崎ことはじめをモティーフにした美術館初のオリジナル菓子登場
長崎県美術館ミュージアムショップでは、この秋、開館10周年を記念した新商品「BISCUI10」を発売されました!美術館のオリジナル商品で、焼き菓子というのは初の取り組みとのこと。美術館から見わたせる長崎港はかつて海外に開け、新しいモノ・コト・人が行き交った、はじまりの海。海を越えて長崎に伝来したものには砂糖やビスケットもありました。
「BISCUI10」は川路あずさ氏がデザインし、長崎県平戸市にある小さなお菓子アトリエ、「petit a petit(プティタプティ)」で製造されました。“長崎ことはじめ”にまつわる10のものごとを型にとり、ゆっくりと焼きあげ、長崎の海水塩をアクセントに仕上げられた手づくりの可愛いビスケットです。長崎土産ばかりでなく、内祝いやプチギフトなどとして、地元でも愛されるような商品に育みたいとの思いで作られたそう。お好きなドリンクに合わせて1つ1つ眺めつつ学びながら楽しみたいですね。パッケージもさすがアーティスティックでお洒落。長崎は九州の中でも昔から異国情緒あふれ、ハイカラさんのイメージ。
長崎県美術館の公式サイトTOPのショップ&カフェ→ミュージアムショップ→オリジナルのページで詳細はご覧いただけます。
長崎県美術館 BISCUI10(ビスケット)
塩・プレーン(オレンジ)、塩・ココア(ブルー)
10枚入り 各690円+税
サイズ:W215×H35×D60mm(箱入り)
賞味期限:20日間
ディレクション&デザイン:川路あずさ azusakawaji.net
製造元:petit a petit (プティタプティ) atelier-petitapetit.com
※すっごくセンス良く可愛いお菓子がいっぱい!知る人ぞ知るこの隠れた才能にあなたもピピッと来るはず、製造元さんのサイトも必見です!
南蛮船
ビスケット、カステラ、ボーロは南蛮船の船員たちの保存食だった。
南蛮人
16世紀後半、日本に渡来した西洋人の呼び名。
ボタン
ポルトガル語のbotaoが語源。ちなみに、ざぼん、キャラメルもポルトガル語が語源。
コンプラ瓶
磁器の産地・長崎から、醤油や酒をコンプラ瓶に詰め輸出した。
ハタ
赤・青・白の色や形が印象的なハタ(凧)。ハタ揚げは長崎三大行事のひとつ。
教会
キリスト教の宣教師たちは南蛮菓子の製法を人々に伝えた。
くじら
捕鯨が盛んだった長崎ではハレの日にはくじらをいただく食文化が栄えた。
活版印刷
日本活版印刷の始祖・本木昌造は、長崎で活字鋳造と印刷業をはじめた。
桃
中国で縁起がよいとされる桃。長崎では桃カステラや桃まんじゅうなどのお菓子がある。
長崎県美術館
2005年開館。長崎ゆかりの美術やスペイン美術が主なコレクション。
※掲載情報は 2015/10/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ギフトコーディネーター
冨田いずみ
広告、映像および音楽制作プロダクション業界に従事し、コピーライター、プランナー、プロデューサー業を経験しフリーに。食品・ファッション・インテリアなど多岐に渡る商品を紹介していく中で、メディアやメーカー、ショップからのギフト需要に応える機会が増え、様々な場面や人にふさわしいギフトを選び提案する「ギフトコーディネーター」としての仕事が定着。
■メディア実績
【新聞】
日経PLUS1、日経新聞、東京新聞、朝日新聞、読売新聞など
【テレビ】
NHK「あさイチ」フジTV「ノンストップ!」「スーパーニュース」日本TV「サタデーバリューフィーバー」、テレビ朝日「お願い!ランキング」など
【雑誌】
日経おとなのOFF、AERA、販促会議、週刊文春、週刊朝日、CREA、ミセス、25ansウェディング、Grazia、GLAMOROUS、Oggi、THE21、JJ、DIME、steady.、Gainer、MORE、an・anなど多数
【著書】
「センスがいいと思われる 贈りもの美人の作法」KADOKAWA