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紹介している商品
大通りと商店街の間にちょこんと佇む
ぐるなびippinで、毎月さまざまな逸品グルメをご紹介させて頂いていると、いろんな方が「うちの街にも素敵なテイクアウト商品があると」と教えて下さいます。ありがたいことです。ぜひ、その街に伺ったら、その土地の雰囲気、お店から醸し出されるオーラなどと共に、逸品を手にしてみたいと思います。最近、僕がよく麻布十番に行くというので、ご教示頂いたのが、「楽万コロッケ店」。駅から徒歩数分なものの、鳥居坂下の交差点の西側で、大通りと商店街を繋ぐ小路にあるため、隠れ家的な立地です。
手づくりのマジメさもコロッケのおいしさに活きる
お目当ての「和牛たっぷり特上コロッケ」は、まさに「人気No.1 業界人御用達」の文字とともに大々的に陳列されております。この手のタイプは自画自賛的で怪しいイメージもありますが、クリームコロッケなど、もっと高価なタイプもあるので、一番高いのをわざと目立たせているわけじゃないみたいで、一安心です。ホントだ、激ウマ。北海道ニセコの農家から直送のじゃがいも「きたあかり」がゴロっと入っていて、ホクホクとした食感とふわっとした甘さが楽しめます。そこに包丁でわりと細かく刻まれた、肉々しい国産和牛が、まさにたっぷりと合わさっています。
そして僕が特に気に入ったのは、食材の良さはもちろんなのですが、手づくりにこだわり、化学調味料や保存料の食品添加物も不使用なので、とても後味が良い点。さらに一緒についてくる羅臼のこんぶ塩をかけると、爽やかなしょっぱさとほんのりとした旨みが加わって、これまたGOOD！ もちろんできたてが一番おいしいですけど、おうちではトースターなどで温めれば、温かさとカリっとした風味が、再現できます。
※掲載情報は 2015/10/01 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は８０００軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「ＪＡＬ（Ｗｅｂ）」などに連載中。また近年は料理研究家としてＴＶラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』（幹書房）、『おうちラーメンかんたんレシピ３０』『おうち丼ぶりかんたんレシピ３０』『全国ご当地やきとり紀行』など２５冊。
