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白いご飯にたっぷりのせて頂く幸せのひととき
季節やお祝い、お礼等の色々な機会に贈り物をし合う日本の習慣は改めて本当に素晴らしく美しい文化だと思っています。昔は、祖父母や両親などの大人同士のおつきあいで子供だった私からしてみれば、年に時折、実家に美味しい物が送られて来る嬉しいイベントでしかなかったのですが、大人になって本当に何を贈ったら喜ばれるかも考えるようになりました。
子供ながらにも贈って頂いて嬉しかった物、そして今でもやはり嬉しい物の一つに、新潟加島屋さんの瓶入りの「いくら醤油漬」があるのでご紹介したいと思います。創業160年の有名店です。高級品なので、なかなか毎日冷蔵庫に常備出来るようなものではなく、頂くととっても特別な気分で大切にごはんにのせて食べていたのを今でも覚えています。
加島屋さんの「さけ茶漬け」の瓶詰めも「最高級鮭フレーク」のようでとても美味しくて人気で、いくらの醤油漬とセットで贈られてきた時などは、ご飯茶碗で海鮮親子丼が出来て、最高に幸せでした。
味も濃すぎず薄すぎず絶妙で、大粒のいくらは白いご飯にのせて頂くと何膳でもおかわりできてしまいそうです。大抵の日本人ならば、こんな贅沢ご飯のお供は絶対に贈られて嬉しいはずです。お菓子の詰め合わせ等もいいですが、たまにはこんなお礼や季節のご挨拶もいかがでしょうか?
※掲載情報は 2015/09/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ケーキデザイナー
鈴木ありさ
幼少時代からアートや海外のパーティーに興味を持ち、大学ではビジュアルアートを専攻。学生時代に訪れたボストンでケーキビジネスの存在を知り、日本にもスペシャルティーケーキの文化を広める存在になる事を決意。本場の技術を学ぶため、NYにあるThe Culinary Institute of America ペイストリーアーツ学科に進学。ケーキデコレーション第一人者であるBetty Van Norstrand氏と全米最高峰との呼び声も高いケーキデザイナー Ron Ben-Israel氏の元で学ぶ。二年次には学校代表でコンペティションでのセンターピースを任され金賞と最優秀賞と獲得。卒業後、元ファッションデザイナーCharlotte Neuville氏のケーキビジネスに一から携わりシニアアシスタントとして約2年間様々な作品制作を任される。2014年1月より5年ぶりに日本帰国。日本へSpecialty Cakeの文化を届けるという留学の本来の目標を達成すべく、独立。ウエディングやイベントでのデザインケーキ、デザート製作と共に、雑誌やウィンドウディスプレイ様の展示や撮影を目的としたケーキも製作している。