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ホテルのパンを持ち帰る楽しみ
僕は料理研究家でもあるので、海外に料理の勉強をしに行きます。もちろん僕はイタリア人なので、日本に来ることも海外ということではあるのですが、やはり世界の食文化をきちんと理解したうえで料理の世界に携わっていきたいと思っています。
そういった理由もあり、様々な国に行くことがありますが、今回皆さんにご紹介するのは、韓国で僕が気に入っているパンです。韓国と一言で言っても、もちろん様々なエリアがあります。エリアで気に入っているのは「釜山」なんですね。
釜山は港町で、日本で体験する港よりも巨大というか活気がものすごい。いたるところで新鮮な海産物が売られています。日本の近隣ではあるので、珍しい魚や貝があるわけではないですが、活気の良さが非常に心地いいです。韓国に行く方は、やはりソウルがまず行ってみたいところという話を聞きますけど、是非釜山にも足を運んでこの活気を体験してみてほしいですね。
ソウル新羅ホテルのクオリティ
もちろん僕も「ソウル」は行ったことがあります。やはり国の首都ですし、押さえておかなくてはいけません。食でも注目するべきお店も多いですしね。
ソウルに行った際に宿泊した「ソウル新羅ホテル」は非常に印象に残りました。まずホテル全体の雰囲気はもちろん、スタッフの対応も気持ちがいいので、滞在期間は心地よく過ごせました。そして特に好印象だったのが料理でした。朝食のブッフェは、なにより量も多い！ただ、味のクオリティも高いので、ホテル内のお店をいくつかチェックしました。スイーツ系も日本人観光客が多いというのが影響しているかまでは分かりませんが、日本のホテルスイーツにも負けず劣らないクオリティ。そして一番気に入ったのが「パン」でした。
ホテルの1階にベーカリーがあるのですが、ブッフェで提供しているパンがそのまま買えます。種類も豊富ですし、買って、部屋に戻ってベランダで食べることももちろん可能です。数ある中で僕が好きなパンは、デニッシュ。特にフルーツが入っているデニッシュは周りのパン生地の焼き加減もちょうど良く、癖になってついつい食べ過ぎてしまうのが難点。
宿泊しなくても、もちろん購入は可能なのでソウルに行く機会があれば、是非除いてみてください！
CIAO!
※掲載情報は 2015/09/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ（イタリア）出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。
