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赤坂柿山 赤坂総本店
赤坂あわせ(2缶入り)
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美味しくて、お洒落な手みやげに溢れる昨今。食品売り場に行けばうろうろ、なかなか決めることができない。でも、海外に住む友人を尋ねるときには迷うことはない。私は必ずといって良いほど「赤坂柿山」の「慶長」をチョイスしている。
スーツケースに詰め込むことを考えると、コンパクトなパッケージで、軽いことが肝心となる。さらに、外国に住む友人ということで、日本らしさを感じられるというのもポイントだ。もちろん美味しいということは言うまでもない。これらの条件を満たしてくれる一品があるのだ。
今日ご紹介するのは、赤坂慶長の墨缶。蒔絵の硯箱のような日本的な文様は、柿ノ実の四方に開いたガクに山の字を入れ込んだいわば柿山模様だという。この中に入っているのはあられ。醤油味7枚、しぶき海苔7枚。品格の漂う缶がとても印象的。華やかで日本らしいプレゼンテーションに外国の友人たちも毎回、喜んでくれる。
富山県産の新大正糯米を使った薄焼きのあられ。ぎっしりと米の詰まったサクサク感、香ばしい香りと米本来の甘み。甘いものが苦手な方にも好まれる。ほんの数ミリしかないので、持ち歩きにも便利で、しばしばカバンに忍ばせておくことも。どんなにたくさん食べてしまっても、お米だから、と罪悪感が少ないのはありがたい。小腹が空いたときの救世主でもある、私の日常には欠かせない逸品だ。
※掲載情報は 2015/09/23 時点のものとなります。
料理家
豊田麻子
学習院大学経営学科および哲学科卒業。学生時代にはミスユニバースジャパン2007ファイナリストに選出され、CMや雑誌を中心に活動した。在学中に学芸員資格を取得し、卒業後は美術館相当施設で働きながら、フランスはジャルダンデパット(モンペリエ)、アンスティテュポールボキューズ(リヨン)で料理を学ぶ。帰国後は究極の一品を作るべくはじめたハンバーグ研究で食への思いを深め、レストランの厨房も経験する。現在は、ラジオ、レシピ・商品開発、審査員、執筆、トークイベントなど食の分野を中心に活動中。料理を総合芸術と捉え、料理に合う作陶もしている。