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いなりずしの常識が変わる!おだしたっぷり至福の逸品
私は今まで「稲荷ずし」に全く興味がなかったのですが、こちらのだしいなりを食べた瞬間にその想いは覆されました。たっぷりとお出汁を含ませたままのお揚げにお米が包み込まれ、ほんのりと温かいお出汁とお米が絡み合い、口の中に旨みがジュワっと広がります。
一度食べると忘れられない美味しさ。JALのファーストクラス機内食でも採用されていた話題のだしいなりです。
この「だしいなり」には、熊本県南関町で300年以上歴史のある南関揚げを使用。お揚げは、とても繊細で、粉々に割れやすく水分が全くない乾燥した状態。それを海木さんでは、1枚1枚油抜きを行い、洗い、出汁を引き、味付け、火力調整など8時間に及ぶ行程をつきっきりで炊き込むそうです。こうした手間と時間を掛けることによって黄金色に輝く、ふくよかで滑らかなお揚げが完成します。
福岡に行かれる際には、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?だしいなりだけの購入も可能です。
東京では、三越や伊勢丹で年に数回催事をされているので、いつも楽しみにしています。
私のおすすめの逸品です。
※掲載情報は 2015/09/11 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家
石松利佳子
「身体の中から美しく」をコンセプトに、マクロビオティック×薬膳×スーパーフードを融合させた植物性100%の料理教室「Salon de R」を主宰。
病気をきっかけに食事を見直し、“身体は自分が食べた物でできている”と実感。外食は楽しみつつも自宅での食事をマクロビオティックに変えて身体が元気になったことから、「食と健康」について興味を持つ。その後は、中国の医学理論に基づいた薬膳を学び、季節や体質、心と身体のつながりなど、その人の状態によって食べるべきものが変わることを知り、料理教室だけでなく薬膳の理論が学べる資格取得講座をスタート。
その他、ワインスクールや短大での講師、豆腐マイスター認定講座、WEB・雑誌にてコラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ提供や商品開発なども手掛ける。