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ギュッと凝縮されたクルミとチーズの共演を楽しむ
信州の東御市というとワインの銘醸地として知られていますが、『信濃グルミ』でも有名なクルミの里でもあります。風味が良く滋養の高い信濃グルミはこの地で100年にもわたって栽培されていて、生産高も日本一なのだとか。そんな信州が誇る極上のクルミをたっぷり使ったチーズケーキがこちら、『胡桃の醍醐味』です。
袋を開けると現れるのは、香ばしいクルミのクッキーがたっぷり敷き詰められた艶やかで小ぶりなチーズケーキ。食いしん坊さんだと「ちょっと小さいな」と思ってしまうかもしれませんが、口に含めばその濃厚さに驚かされることでしょう。ギュッと凝縮されたチーズのコクとまろやかな甘味が口中で広がったかと思うと、クルミの上品且つ奥深い香味が追いかけてきます。余韻はどこまでも長く、ドッシリと濃厚なボディ。1個でも食べごたえ満点の存在感ある逸品なんです。
クルミは昔から「生命の樹」と言われていて、不老と長寿に導いてくれるという縁起の良い食べ物でもあります。旅立つ人に無事を祈って捧げる樹の実でもあったのだとか。そんな想いが込められているクルミだからこそ、大切な人への贈り物にぴったり。そしてコッソリお伝えしたいのは、コーヒーや紅茶のみならず、ワインとの相性も抜群だということ。確かにチーズやナッツ類はワインの定番おつまみとしても知られていますから、合わない訳はありません。丹精込めて造られた信州のワインと共にいただけば、信濃の大地の恵みに満ちた心地よいマリアージュを楽しめるはず。ぜひお試しあれ。
※掲載情報は 2015/08/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ワイン研究家 株式会社食レコ 代表取締役
瀬川あずさ
聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に精を出す。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。
