ご紹介した商品はこちら
ご紹介した商品はこちら
横濱元町 霧笛楼
霧笛楼チキンカレー雑炊風
商品詳細を見る
横浜の中華街から少し離れた、元町にある『仏蘭西料亭霧笛楼』。今年で創業35年を迎えるフレンチレストランは横浜では知らない人はいないと言っても過言ではないほどの人気店です。明治の開港時代、中華街より元町に通じる前田橋から眺めた百段坂周辺が、小説「霧笛」の舞台となった事から、この名前が付いたそうです。
学校が元町や中華街に近かったので、学生の頃はよく元町で遊びました。霧笛楼の五代目にあたる今のオーナーとは学校が同じで仲がよかったので、学校から一番近い彼の家で買ったばかりのビートルズのCDを聴きながら、隠れてタバコを吸ったり、「ジャーマンベーカリー」や「シェルブルー」といったカフェ、レストランに入り浸っていました。
当時はまだ今の「霧笛楼」は元町にはなく、「レストランすずおとガーデン」という名前で横浜市戸塚区にお店がありました。僕と彼と数名でチャリティーパーティーを企画して、「レストランすずおとガーデン」にバンドやコメディアンを呼び、駅までのシャトルバスまで用意して当日を迎えましたが、その日に大雨が降り、大変な目にあった事もありました。とても懐かしい彼との思い出です。
友達がオーナーになってからも、クラス会や家族とここで食事をするのが好きです。、1日20食限定のフレンチスタイルカレーです。少しでも遅くお店に来ると売り切れてしまい、家族全員が不機嫌になるほどやみつきになるカレーです。
あともうひとつ、「霧笛楼」といえば海老料理というイメージが定着するほど人気のスープが「オマール海老のビスク」です。元町のレストランが出店を出す「横浜元町フードフェア」では、ここのオマール海老のスープがどこの出店よりも一番人気があり、買うのも困難なほどです。
人気があるこの2つのメニューを自宅でも味わえるようにと、通販で販売されています。
カレーは、霧笛楼の母体である鶏肉鶏卵卸販売会社の株式会社鈴音が創業100周年を記念して鶏肉を使用していて、お店のカレーよりサラッとしています。夏にぴったりの1品です。総料理長の今平シェフがおすすめの料理の仕方を教えてくれました。試してみてください。
【作り方】
1. 温めた霧笛楼チキンカレーと温めたご飯をボールで混ぜ合わせグラタン皿に入れる。
2. 中央に生卵を落とし、全体にチーズをふりかけます。
3. オーブントースターで10分程度焼いた後、そのままオーブン内で5分程度、余熱調理し、卵が半熟になった ら出来上がりです。
オマール海老のビスクも「霧笛楼」では、スープとご飯をあわせてブイヤベースっぽく白米とすごく合います。
【作り方】
下準備として、半日前に白米を洗ってざるで水分を切っておきます。白米が水分を吸って600g程度にしておきます。
1. 鍋にバターを入れ溶けたところに、たまねぎ、にんじんを加え炒めます。さらに海老とマッシュルームを入れて炒めます。
2.1に白米を入れて軽く炒め、ビスクスープ、ミネラル水を入れ蓋をして煮立たせます。一度、底の部分よりかき混ぜてから再度蓋をして弱火で15分炊き上げ10分ほど蒸らします。
3. お好みでトッピングに海の幸(魚、いか、たこ、ほたてなど)を乗せればさらに豪華においしくなります。
オーナーの鈴木信晴さん(中央)は、僕が学生の頃からの悪友で現在5代目として霧笛楼カフェの立ち上げや新メニューの開発など、霧笛楼のさらなる可能性に挑戦しています。
総料理長の今平茂さん(左)は、フランス各地を巡り料理の研究をして、霧笛楼のオープン当初から霧笛楼の味を守り続けてきた人で、横浜の地元食材を使って「横濱フレンチ」を確立した人です。小学校などを回り食育にも力を入れています。
昔も今もここ元町は、本当の横浜のすばらしさを肌で感じられる場所だと思います。横浜に行った事がある人も、まだ行った事がない人にも是非、訪れてほしい場所です。その際は霧笛楼で本場横浜の味を味わってみてください。
※掲載情報は 2015/08/30 時点のものとなります。
作家、ラジオ・ナビゲーター
ロバート・ハリス
1948年横浜生まれ。作家、ラジオ・ナビゲーター。71年、上智大学を卒業後、バリ島をはじめ東南アジアを放浪。その後オーストラリアに延べ16年間滞在し、シドニーで書店&画廊の経営に携わる。オーストラリア国営テレビ局で日本映画の英語字幕を手がけ、テレビ映画製作も行う。帰国後、ラジオや著書で活躍。「エグザイルス」(講談社プラスアルファ文庫)「アフォリズム」サンクチュアリ出版)他多数。
最新刊は『世界を50年間も放浪し続け学んだCOOLで自由な人生哲学』(NORTH VILLAGE)