資生堂パーラー銀座店限定の「手焼き花椿ビスケット」

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資生堂パーラー銀座店限定の「手焼き花椿ビスケット」

リッチな味わいをシックな黒い缶に詰めた大人のお菓子

私が女学生の頃、というともう何十年も前の話ですが、おしゃれをして銀座通りをウィンドウショッピングしながらブラブラと歩く「銀ブラ」は、ちょっとした贅沢でした。通り沿いのお店で甘いものをいただくのも楽しみでしたが、女学校の友人たちと入れるのはせいぜいあんみつ屋さんくらいのもの。たまに叔父たちと出かけたときには、必ずと言っていいほど、あこがれの「資生堂パーラー」に連れて行ってもらいました。美しく装飾されたきらびやかな店内で、夢心地でいただいたのは、いつもアイスクリームサンデー。アイスクリームの上に甘く煮たいちごがたっぷりとのった、冷たく甘ずっぱいその味わいは、今も忘れられない「銀座の思い出の味」です。

 

資生堂パーラーは、明治35年(1902年)、銀座の資生堂薬局内に、ソーダ水とアイスクリームを製造・販売する日本で初めての「ソーダ・ファウンテン」として生まれました。創業者の福原有信さんは本物にこだわり、製造機械はもとよりスプーンやグラスなどすべてをアメリカから輸入したそう。昭和3年(1928年)には本格的な西洋料理レストランも開店し、その頃から販売が始まったケーキやクッキー、リーフパイなどのお菓子は、現在も間違いのない贈答品として絶対の信頼を得ています。なかでも、資生堂のトレードマークでもある「花椿」をあしらった「花椿ビスケット」はその先駆けで、今もロングセラーを続ける人気の品。サクサクとした食感と素朴でやさしい風味が持ち味ですが、銀座本店ショップ限定販売の「手焼き花椿ビスケット」は、これをさらに洗練させ、香り豊かな発酵バター、北海道産の小麦粉、やさしい甘さの甜菜糖、有精卵など素材にこだわり、菓子職人が一枚一枚手作りで焼き上げています。おしゃれな黒い缶ともマッチし、大人の女性へのプレゼントにぴったりの焼き菓子です。

※掲載情報は 2015/08/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

岸朝子

食生活ジャーナリスト

岸朝子

大正12年、関東大震災の年に東京で生まれ、女子栄養学園(現:女子栄養大学)を卒業後、結婚を経て主婦の友社に入社して料理記者歴をスタート。その後、女子栄養大学出版部に移って『栄養と料理』の編集長を10年間務める。昭和54年、編集プロダクション(株)エディターズを設立し、料理・栄養に関する雑誌や書籍を多数企画、編集する。一方では、東京国税局より東京地方酒類審議会委員、国土庁より食アメニティコンテスト審議員などを委託される。
平成5年、フジTV系『料理の鉄人』に審査員として出演し、的確な批評と「おいしゅうございます」の言葉が評判になる。
また、(財)日本食文化財団より、わが国の食文化進展に寄与したとして食生活文化金賞、沖縄県大宜味村より、日本の食文化の進展に貢献したとして文化功労賞、オーストリア政府より、オーストリアワインに関係した行動を認められてバッカス賞、フランス政府より、フランスの食文化普及に努めた功績を認められて農事功労賞シュバリエをそれぞれ受賞。
著書は『東京五つ星の手みやげ』(東京書籍)、『おいしいお取り寄せ』(文化出版局)他多数。

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