コシヒカリで造ったライス・ワインが高原レタスに合うらしい

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旬の「高原レタス」には、コシヒカリで造った「純米 ライス・ワイン」?!

コシヒカリで造ったライス・ワインが高原レタスに合うらしい

高原レタスが旬を迎える。レタスに旬がある?そう、あるんです。実のところ、年中売られているレタスには、旬がある感じがあまりしないもの。でも、長野などの高地・冷涼地で作られる「高原産」レタスは夏が旬なのだ。夏が旬のレタスは一般的によく見る葉っぱが球状になる「玉レタス」が主。そのほか、「サニーレタス」「グリーンレタス」「ロメインレタス」「サラダ菜」「サンチュ」など様々なタイプのレタスが存在する。考えてみればレタスって結構種類が豊富なんだよね。

 

それに、お手頃価格で買いやすいし、癖がなくみずみずしく、しゃきしゃきした歯触りが心地よく、そのまま食べても軽く火を通してもおいしい、本当に使い勝手のいい優良野菜の代表選手でもある。レタス嫌いという人、あまりいないんじゃないかな。

 

夏に食べる高原レタス、サラダもいいけど、ボイルレタスが実はお勧め。冷房で冷えた体には冷たいサラダよりも温野菜のほうがうんとやさしいのだから。作り方は簡単。根からはずした葉をさっと熱湯にくぐらせるだけ。意外だけど、しゃきしゃき感は失われない。そのうえ生より甘く感じるからあら不思議。

 

香港や中国は火を通した野菜料理の宝庫だけど、レタスもしっかり火を通して食べる。定番の味付けは「オイスターソース」。湯通ししたレタスにオイスターソースをかけるだけでチャイニーズスタイルのレタス料理一品が出来上がる。爽快なレタスと濃厚なソースの味とシャクシャクした歯触りが相まって、いくらでも食べられるほど、おいし~~い。

コシヒカリで造ったライス・ワインが高原レタスに合うらしい

さて、これに合わせるお酒は、「ライス・ワイン」だ。文字通り、「米のワイン」。つまり日本酒、それも純米酒……ってことですな。福井県、田嶋酒造が開発した「ライス・ワイン」は、ワイン酵母を使って醸した純米酒。だから米のワイン、「ピュア・ライス・ワイン」なのだ。

 

ちなみに米はコシヒカリ。コシヒカリは福井発祥。ご飯として食べると最高に美味しい米だけどお酒にするとおいしくないと言われたいわゆる食用米だ。「食べて美味しい米が酒にしておいしくないわけがない」と考えた福井の地酒蔵が研究の結果生み出したのがこれ。


ワインと名付けられただけあって、純米酒だけどフルーティでとっても爽やか。アルコールもワインと同じ12%(日本酒は通常15~17%)。

 

爽やかさと旨味が楽しめる「高原レタスのオイスターソース」にはぴったりの味わい。白ワインと同じように冷やして、もしくはオンザロックもおすすめ。夏バテ解消にもなるはず。お試しあれ。

※掲載情報は 2015/08/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

友田晶子

トータル飲料コンサルタント/ソムリエ

友田晶子

米どころ酒どころ福井県に生まれ。ソムリエとして酒類業界に携わり、ワイン・日本酒・焼酎・ビール・カクテルと幅広く取り扱う。業界25年のキャリアと女性らしい感性を活かし、一般向け・プロセミナー、飲食関連イベントの企画・開催、PR事業アドバイス、輸入業者や酒販店・料飲店・ホテル旅館などプロ向けコンサルティング、観光PR支援等を行っている。各種専門家がガイドを務める人気のインターネット検索サイトAll Abouの日本酒・焼酎・ワインガイド。「わかりやすい説明」には定評がある。公式HP内で連載中の「おいしいラク学講座」では、日本酒や焼酎、ワインやビールやスイーツ、チーズにまつわる役立つコラムとおつまみレシピなどを常時更新中。田崎真也氏オーナー、ワインバー「アルファ」(銀座)代表。「シュヴァリエ・ド・タスト・フロマージュ」(フランスチーズ鑑定騎士団)。 日本料飲ビジネス研究会会長/東京芸術学舎 非常勤講師/ふくい食のアンバサダー・福井ブランド大使/球磨焼酎大使/著書「世界に誇る国酒~日本酒~」が、グルマン世界料理本大賞グランプリ受賞!/日本ロシアフォーラム2014「食と農」パネリスト

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