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相性の良い料理や、おすすめの使い方が一目でわかる
こんにちは。ロスからまた移動して今度は古巣である東海岸、ニューヨークへ帰ってきました。ニューヨークから、食通には喜ばれる事間違いなしの粋なおみやげにおすすめの商品をご紹介します。マンハッタンのミートパッキングディストリクト、9thアベニューと15thストリートの角にチェルシーマーケットという食べ物付きにはたまらないスポットがあります。
古い建物を改装して、1階にはレストランやフィッシュマーケット、スペシャリティーフードのお店や流行最先端のストリートフードがポップアップショップとして入ったり、毎回訪れるたびに新しい発見があります。ちなみに、二階より上の階は関係者以外はれませんが、全米で放映される食専門チャンネルFOOD NETWORKのオフィスであり、建物全体が“食”でにぎわっているのです。
そのチェルシーマーケットの中に、長年人気の「The Filling Station」という、塩、オイル、ヴィネガー、クラフトビールの専門店があります。このお店の最大の魅力は、数十種類あるこれらの商品の味見がし放題だということ。フレーバーもとても変わったものが多く、味の想像がしにくいものが多いので好きに味見をしてゆっくりとほしいものを選べるのはとってもありがたいです。
例えば、ヴィネガーであればエスプレッソ味、ココナッツ味、チョコレート味等……、聞くだけだと若干邪道に感じるかもしれませんが、味見をしてみれば自然の味に、納得!また、どのような料理やデザートに相性が良いかきっちりと一つ一つに説明が書いてあるので、料理好きにとっては誘惑あふれる店です。
今回私は今まで試した事のなかったお塩を購入しました。リゾットやスープに使えそうな「ワイルドポルチーニ」とカクテルのマルガリータやタイ料理に相性の良い「ライムフレスコ」の二点です。定番ではありますが、ホワイトトリュフの塩やオイルも値段も良心的でお土産に喜ばれます。本当に色々おすすめがありここには書ききれませんが、ぜひ現地に行って試食をしてお気に入りをみつけて頂ければと思います。
※掲載情報は 2015/08/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ケーキデザイナー
鈴木ありさ
幼少時代からアートや海外のパーティーに興味を持ち、大学ではビジュアルアートを専攻。学生時代に訪れたボストンでケーキビジネスの存在を知り、日本にもスペシャルティーケーキの文化を広める存在になる事を決意。本場の技術を学ぶため、NYにあるThe Culinary Institute of America ペイストリーアーツ学科に進学。ケーキデコレーション第一人者であるBetty Van Norstrand氏と全米最高峰との呼び声も高いケーキデザイナー Ron Ben-Israel氏の元で学ぶ。二年次には学校代表でコンペティションでのセンターピースを任され金賞と最優秀賞と獲得。卒業後、元ファッションデザイナーCharlotte Neuville氏のケーキビジネスに一から携わりシニアアシスタントとして約2年間様々な作品制作を任される。2014年1月より5年ぶりに日本帰国。日本へSpecialty Cakeの文化を届けるという留学の本来の目標を達成すべく、独立。ウエディングやイベントでのデザインケーキ、デザート製作と共に、雑誌やウィンドウディスプレイ様の展示や撮影を目的としたケーキも製作している。