お菓子感覚で食べられる、舳倉島の塩

お菓子感覚で食べられる、舳倉島の塩

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低温でゆっくり蒸発・濃縮させて結晶化させた塩

燗付け師の五嶋です。香港店の出店に向けて地方の酒蔵や食材、器などを仕入れに回っていたときに出会った商品を紹介します。 能登半島の地域活性NPOを行っている友人から「どうしても五嶋さん味わってほしい!」ということで、わざわざ持ってきてくれてたのが「舳倉島(へぐらじま)の塩」。 舳倉島とは能登半島の北約50キロの日本海上に浮かぶ周囲約5km、人口約150人の島です。この塩は生活排水がほとんどない舳倉島からさらに約2km沖合の水深30m地点で取水したミネラルが多い海水を体温と同程度の熱をあて、低温でゆっくり蒸発・濃縮させて結晶化させた塩です。要するに熱を加えていない塩。そう。フランスの「ゲランドの塩」同様に低温で結晶を作っている世界でも珍しい塩です。そのためマグネシウムやカルシウムが多く、また結晶が大きく、溶けやすく、素材にすぐ馴染みます。さらに、素材の分解力が高く、発酵を促す効果を発揮します。そのため、微生物の働きを促す効果が高く、身体にとても良い塩なのです。そして肝心の味はというと、塩なのにとても甘く、塩だけでもお菓子のように美味しく食べられます。お刺身につけても、野菜につけても、食材の旨味を最大限に引き出してくれます。これはまさに天然の旨味調味料なのです。ということは素材に舳倉島の塩を加え、旨味ドリンクである日本酒を合わせることでさらに相乗効果が期待楽しめます。旨味(UMAMI)まさに食の醍醐味ですね。

お菓子感覚で食べられる、舳倉島の塩

※掲載情報は 2014/10/30 時点のものとなります。

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五嶋慎也

燗付け師

五嶋慎也

「日本酒を世界に」というミッションのもと「燗付け師」として活動中。現在は香港にて日本酒と料理のペアリングコースレストラン「ごでんや(GODENYA)を営んでおります。日本酒をお燗することで料理の様に味わいを変化させ、料理にマリアージュさせるプロ(燗付け師)として世界に日本酒の魅力を発信できればと思っております。

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