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外国人にも大人気! 夏の定番「枝豆」には、発泡清酒を!
枝豆が旬を迎える。日本の夏には欠かせない定番としておつまみ界に君臨する「枝豆」だけど、実は外国人にも大人気なのだ。
大手検索サイトにて、平成25年に「和食キーワード」として検索されたワードで「エダマメ」はなんと第2位。ちなみに1位は「寿司」、3位以下に「ラーメン」「刺身」「天ぷら」とメジャー級が並ぶ。それらを押さえて第2位とは、枝豆、あなどれない。
「エダマメ」は大豆とかソイビーンズという意味ではなく、そのまま「EDAMAME」として認識されている。これは、外国人が居酒屋や和食レストランなどでお通しとして出されたものを食べて興味をもち、じわじわ浸透していったためだ。なかには大豆だと気が付かない人もいるとか。鮮やかな色合い、食べやすくあっさりとしてヘルシーで飽きない味わい、枝豆特有の香ばしさや食感などが人気の理由だ。
枝豆にも種類がある。我々は通常見るものは「青豆系」。このほかに、全国にご当地枝豆もある。山形庄内を中心とする東北地方には茶豆系の代表「だだちゃ豆」。独特の香ばしい風味が癖になる味わい。京都丹波などを中心とする関西には黒豆系の代表「丹波黒豆枝豆」。文字通り中身の豆は黒色で、ぐっとボリュームがあり濃厚な味が楽しめる。たまには希少価値の高い枝豆、食べてもいいよね。
枝豆、いや、大豆は「畑の肉」とも言われるように良質のたんぱく質をたっぷり含んでおり、たんぱく質の中のとくに「メチオニン」という成分が飲み過ぎや二日酔いに効果を発揮してくれるとか。また、疲労回復に効果のあるビタミンB1、塩分分解と高血圧抑制効果、利尿作用のあるカリウム、貧血防止の鉄分もある。お酒と一緒につまむにはこれほどぴったりのおつまみはないよねぇ。
だから、枝豆にはビールがつきもの。だけどこの夏は日本酒をお勧めしたい。それも、発泡清酒。その名も「金魚」だ。
赤い金魚が涼しげに泳ぐボトルスタイリングが印象的でしょ。天然の乳酸菌を取り入れる伝統手法である生もと・山廃造りにこだわった兵庫県香住鶴酒造の「山廃 純米 微発泡にごり酒」がそれ。
自然に生まれたやさしい泡が爽快で、天然の乳酸菌からくる心地いい甘酸っぱさがヨーグルト飲料や乳酸飲料のよう。日本酒が苦手という人はもちろん、日本酒通、日本酒ファンという人にもお勧めできるしっかりとした日本酒らしい後味もあり、万人にお勧めできる発泡清酒だ。
最近人気の発泡清酒としては破格の1本500円(250ml)!家飲みでもパーティーでもご贈答用にもお勧めだ。うんと冷やして、シャンパングラスがオシャレ。枝前の香ばしさや甘さとぐっとマッチする。
ね、飲みたく、食べたくなったでしょ?お試しあれ
※掲載情報は 2015/07/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
トータル飲料コンサルタント/ソムリエ
友田晶子
米どころ酒どころ福井県に生まれ。ソムリエとして酒類業界に携わり、ワイン・日本酒・焼酎・ビール・カクテルと幅広く取り扱う。業界25年のキャリアと女性らしい感性を活かし、一般向け・プロセミナー、飲食関連イベントの企画・開催、PR事業アドバイス、輸入業者や酒販店・料飲店・ホテル旅館などプロ向けコンサルティング、観光PR支援等を行っている。各種専門家がガイドを務める人気のインターネット検索サイトAll Abouの日本酒・焼酎・ワインガイド。「わかりやすい説明」には定評がある。公式HP内で連載中の「おいしいラク学講座」では、日本酒や焼酎、ワインやビールやスイーツ、チーズにまつわる役立つコラムとおつまみレシピなどを常時更新中。田崎真也氏オーナー、ワインバー「アルファ」(銀座)代表。「シュヴァリエ・ド・タスト・フロマージュ」(フランスチーズ鑑定騎士団)。 日本料飲ビジネス研究会会長/東京芸術学舎 非常勤講師/ふくい食のアンバサダー・福井ブランド大使/球磨焼酎大使/著書「世界に誇る国酒~日本酒~」が、グルマン世界料理本大賞グランプリ受賞!/日本ロシアフォーラム2014「食と農」パネリスト