豆大福
初祖 岡埜榮泉總本舗 住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-6-1
食べ歩きが積極的に推奨されている街は世界中にどれほどあるのだろうか?私は寡聞にてこの鎌倉以外を知らない。原宿のクレープはあるが、せんべいだのピロシキだのいなり寿司だの、果てはキュウリの一本漬けまで鎌倉はそんな店が一杯ある。
そんな中、修学旅行生でもなくOLでもないアラカンで分別も人目も気にする私が唯一してしまう食べ歩きが、この岡埜栄泉の「豆大福」である。
突然この爽やかな小豆色の暖簾が由比ヶ浜通りに現れたのはもう1年以上も前のことだろうか?最初はあの有名店の支店が鎌倉にできたのかと思ったがそうではなかった。職人さんも含めて本店が丸ごと引っ越してきたのだ。
その経緯(いきさつ)を私は知らない。今回この「豆大福」を紹介したいとお店に申し出る必要があり、この店が創業160年を越すことも下の写真で初めて知ったくらいどうでもいいことだと思っている。要は今の味だ。そしてそれを食べる一番のタイミングが「作りたて」ということだ。だから食べ歩きをすべきなのだ。
その岡埜栄泉本店が、最近突然シャッターが閉められた。写真の張り紙が出された。何かの都合で閉店しなきゃならない時に、当座こういう写真を出すことがあることぐらいアラカンは知っている。本当に心配したのだ。そしてなんと13日後シャッターは開いた。聞いてみると餅の機械の部品が壊れて、その調達に掛かったのだという。
伝統とは味へのこだわりなのだ。
この豆大福をご賞味頂き食べ歩きを推奨する。ちなみに一個200円消費税込みである。つぶあん、こしあんはお好みで。
「お茶なしで大福が食べられるか!」という方は運が良ければお店で出してもらえることがあるかも(僕はお願いしたことがありません)。または近くに自動販売機があるので買ってください。
初祖 岡埜榮泉總本舗 住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-6-1
※掲載情報は 2015/06/25 時点のものとなります。
LIFE VIDEO(株) 代表取締役
土屋敏男
LIFE VIDEO株式会社 代表取締役社長
兼 日本テレビ放送網株式会社 編成局ゼネラル・プロデューサー)
昭和31年9月30日静岡県静岡市生まれ(58歳)
1979年3月一橋大学社会学部卒。同年4月日本テレビ放送網入社。
主にバラエティー番組の演出・プロデューサーを担当。
「進め!電波少年」ではTプロデューサー・T部長として出演し話題になる。
このほかの演出・プロデュース番組
「天才たけしの元気が出るテレビ」
「とんねるずの生ダラ」「雷波少年」「ウッチャンナンチャンのウリナリ!」
「電波少年的放送局」「第2日本テレビ」「間寛平アースマラソン」
「岡本太郎『明日の神話』修復プロジェクト」「NHK×日テレ60番勝負」
など多数