「旬重ね」旬のちりめん山椒を肴に特別純米酒「香田 生酒」

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今が旬の実山椒たっぷりのちりめんじゃこは、お酒のアテに最高

「旬重ね」旬のちりめん山椒を肴に特別純米酒「香田 生酒」

実山椒が旬を迎える。

 

粉の山椒はいつでもあるが、実山椒は6月、7月にしか採れないもの。まさに今からがピンポイントで旬になるわけだ。それに、「山椒は小粒でピリリと辛い」を体感できるのは実山椒だけ。このピリリとした刺激がなんとも心地いいのだ。山椒には解毒の作用があるので、これから暑くなる際の食糧保存には適しているし、消化促進効果もある。暑さで食欲のないときにはもってこいなのだ。実山椒のおいしさを感じられる食べ方はいろいろあるが、もっとも身近で実感しやすいのは「ちりめんじゃこ」だろう。実はこのちりめんじゃこの「じゃこ」も春から初夏にかけてが旬。ちりめん山椒は旬と旬の組み合わせなのである。

「旬重ね」旬のちりめん山椒を肴に特別純米酒「香田 生酒」

ちりめんじゃこはご飯やお茶漬けのお供に最高だけど、日本酒のアテとしてもおすすめしている老舗じゃこメーカーがある。「京都下鴨 ちりめん山椒 すぐり」だ。自然の味を生かし無添加で手造りするため量販はできない。飲食店や料理の専門家などの口コミで人気が広がっている。かりっとした歯ごたえとじんわり広がる淡く繊細な旨味が魅力の「ちりめん山椒」には、爽やかさが生きる生酒と。ちょっと濃いめの甘辛さが癖になる「ちりめん佃煮」には純米酒のお燗を。噛み応えのある「山椒昆布」は山廃の熟成酒をお勧めしたい。

「旬重ね」旬のちりめん山椒を肴に特別純米酒「香田 生酒」

アテとお酒の旬を合わせる「旬重ね」(友田造語です)を考えるならば、酒は京都のハクレイ酒造の人気ブランド「香田」の「特別純米 夏の生酒」がいい。不思議にいい香りがただよう田んぼからとれた米を、霊験あらたかな湧き水で醸すなめらかで優しくてそれでいてしっかりと米の旨味がある、京都丹後、宮津の名酒だ。海風が吹く蔵で醸されるハクレイの酒と海の恵みが凝縮したちりめんじゃこの風味は、まさに海のミネラルを体内に取り入れること。なんだか体中がきれいになるような気さえする。じゃこ山椒を一口頬ばり、生酒をゴクリ。そこにピリリとアクセントを添える実山椒。ああ、夏ですね。

 

ね、飲みたく、食べたくなったでしょ?旬の実山椒とちりめんじゃこ、それに京都産の夏の生酒、いかにも涼しげな「旬重ね」です。ぜひ、試しあれ!

※掲載情報は 2015/06/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

友田晶子

トータル飲料コンサルタント/ソムリエ

友田晶子

米どころ酒どころ福井県に生まれ。ソムリエとして酒類業界に携わり、ワイン・日本酒・焼酎・ビール・カクテルと幅広く取り扱う。業界25年のキャリアと女性らしい感性を活かし、一般向け・プロセミナー、飲食関連イベントの企画・開催、PR事業アドバイス、輸入業者や酒販店・料飲店・ホテル旅館などプロ向けコンサルティング、観光PR支援等を行っている。各種専門家がガイドを務める人気のインターネット検索サイトAll Abouの日本酒・焼酎・ワインガイド。「わかりやすい説明」には定評がある。公式HP内で連載中の「おいしいラク学講座」では、日本酒や焼酎、ワインやビールやスイーツ、チーズにまつわる役立つコラムとおつまみレシピなどを常時更新中。田崎真也氏オーナー、ワインバー「アルファ」(銀座)代表。「シュヴァリエ・ド・タスト・フロマージュ」(フランスチーズ鑑定騎士団)。 日本料飲ビジネス研究会会長/東京芸術学舎 非常勤講師/ふくい食のアンバサダー・福井ブランド大使/球磨焼酎大使/著書「世界に誇る国酒~日本酒~」が、グルマン世界料理本大賞グランプリ受賞!/日本ロシアフォーラム2014「食と農」パネリスト

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